2016年5月11日水曜日

しのぶと名のる京女




女性が知的格闘技の頂点を極めれば.........

女流名人

しかし、いまの時代に相応しい表現とは思えない。
かといって、オノヨーコのように「男流名人」と言い放つのもよろしくない。
ダイバーシティの時代なのです。
畳上の知的格闘技では、さすがに典雅。

男性の部 名人
女性の部 クィーン

古来、和歌の世界は女性が然るべき地位を占めていたことへの敬意なのか
チェスのルールにならったのかそれは知らないが、巧妙な言い方です。


映画「ちはやぶる」の第一部では、見事に団体東京代表に選ばれました。
東京といえば、暁星高校が高校競技かるたの超名門。
結果的にそれ以上ということですので、全国大会の行方にはあまりドラマがない・・・
ということで、興味は唐突に個人戦に移ります。

若宮詩暢

ケッタイな京都弁風な底意地悪げな人を馬鹿にした物言い。
美人なんだが、ファッションのダサさも京都らしく天下一品(笑)
たしかに京都の高校在学中のようです。
なんと、中学三年でクィーンの座につき、連覇街道まっしぐらな天才って
ヤッパリコミック的設定・・・思いきや、
実際に中学三年でクィーンとなり、V10だか11を達成した永世クィーンが
おられる。
いまは競技からは引退され、教職とカルタの指導の日々のようです。


似ているのはそこだけのようで、無駄に美人な悪魔女を松岡なんちゃらって
女優が演じる。
ヒロインのライバルになるのですが、これがまたなんともいえない
ハマリ役!
悪女が演じられてこそ名女優の素質。
ヒット街道驀進のおかげで、第3作も作られるようだが、
広瀬すずたちの好演のせいじゃない。
ひとえに、この悪女ぶりをもう一度タップリとスクリーンで見てみたいという
興行感覚である。



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