2016年8月16日火曜日
紳士が戦う野蛮人のゲーム
七人制ラグビーのお話。
リオでの三位決定戦は残念でしたが、健闘をたたえよう。
体格の基本的な違いからラグビー程倭人に不利なゲームはない。
しかし、七人制ならば、ルールの違いと「ある事」で、何とかなるって言い続けて来ましたが・・・・
ベスト4ですので、ぼくの目利きは間違ってなかった(笑)
東京では期待してますが....
南アに大敗したのですが、多少因縁深いねえってことで、
アマゾンプライムで「インビクタス」をぼんやりと眺めています。
時代は、90年代前半の南アフリカ。
あのマンデラがかくも聡明で紳士的な指導者であり、
ラグビーチームのキャプテンのフランソワピナールが肌の色を超えて
マンデラの国つくりの理念に共鳴し、全身全霊を込めてワールドカップを
戦い抜いたかについての映像表現の真実性は
なんとも言えない。
が、モーガンフリーマンが大統領を演じ、マットデイモンがグランドで仁王立ちする様を
クリントイーストウッドが演出すれば
事実と思わざるをえない。
予定調和的な映画人の結集ですし、
国家の体裁をなさない国や地域ばかりのアフリカで唯一近代国家らしいのが
南アですので、やはり、マンデラの功績なんでしょう。
ところで、映画の冒頭のシーン
釈放されたマンデラ一行の車列が通る両サイド。
片や、荒地のサッカー場もどき
今一つは、ローンのラグビーコート
どれぞれに、黒人と白人と見事に対比させる事で、現実を雄弁に描ききるのです。
でぇ・・・サッカーとラグビーは出生を同じくする割に非なるゲームである。
多分シニカルな英国人が言ったのだろうが、
サッカーは、野蛮人が行う紳士のゲーム
ラグビーは、紳士の行う野蛮人のゲーム
かかるがゆえに、牽強付会ですが、
倭人は本来的にサッカーよりもラグビーに向いている民族なのです。
スポーツ振興だって投資対効果を考える事も必要だ。
スポーツの底辺拡大にはサッカーにカネをかけることだが、
メダル志向ならラグビーの方が絶対にいい!
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