ネーミングライツとは凄い権利だと思いつつも、一定の要件を満たす範囲の事ですから、
その要件次第ではなんとも理不尽な事が一生涯付きまとうのです。
戦後の漢字制限論の過程で「当用漢字」なるものが定められ、子供につけることのできる漢字が著しく制限された時代がある。
いくらなんでもあんまりって事ですから51年に戸籍法が改正され多少緩和された。
実の所、蝸牛庵の名前はその新たに使用可能となった一文字を使っている。
規制緩和の先駆けを狙ったのかどうかはさだかではないが、今少し早生まれならば、名前は変わっていたはずって事は
過去のネットエッセイでも触れている。
不思議な事に理由は定かではないが、漢字制限はするくせに読み方(読ませ方)規制はない。
蝸牛庵の結構画数の多い名前ですが・・・別にキラキラ読みではないがまともに読んでもらった事がない。
ピカピカの一年生
幼稚園は、村と我が家との諍いの結果通園が出来ず、初めての学校生活
机に大きく本人の名前を平仮名で書いているはずだが・・・・蝸牛庵の名前がない。
付き添いの母親は半狂乱になったらしいが・・・よく覚えていません。
どうも正しく読み仮名がふれなかった事が原因らしいが、
我が家では幼稚園の一件に起因する村の意趣返しという事になっており、以来村の教育行政には
非協力を貫いている。
三顧の礼をもってしても教育委員会に協力はしない(キッパリ!)
ローマ字表記を初めて習ったのはいつの事だか記憶がない。
しかし、表記方法が多様で、蝸牛庵の名前はどう書くのが正しいのか混乱した記憶がある。
Kozi
Koji
Kohji
そもそも訓令式とヘボン式が併存し、本当は訓令式だけにしたいが国際慣例上ヘボン式を無視できず・・・
とかなんとかつまらない理由で国民を混乱させている。
お陰様で、公文書をはじめあちこちのローマ字表記はバラバラで本人確認上疑義を持たれる恐れなきにしもあらずである。
最後の表記方法を是としていますが、パスポート表記で長音表記が認められるようになったことを知らなかったので
残念をしました。
ヘボン式に馴染んでいるせいもあるが、ヘボン式に統一すればいいと思うのですがねえ
でも、これって結構ルールが難解。
かつて、電子メールアドレス体系を構築した際に、体系定義書には
ヘボン式ローマ字
苗字と名前の子音三文字
・・・あとは忘れましたが・・・
どんどん舞い込む苦情の山・・・・なんとかさんのメルアドが検索できません!
実は「ほんべ」さんという方がおられまして、ヘボン式では hombe と表記する事を知らないヒトザルが数多。
ローマ字表記の原則は撥音は n と表記するが、ヘボン式では、b,p,m の前に限り m を使う。
大信田礼子さん並みに「そんなことも知らないのか!」と言ってみたいが、どうも一般的な理解力に鑑みれば
ヘボン式統一は多少無理がありそうだ(笑)
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