2019年4月2日火曜日

アラン・ロブ・グリエ



おフランスの小説は、不倫姦通淫蕩な背徳小説に如かずと
思っています。
だから19世紀の恋愛心理小説で充分。
あとは、その延長線...でもないが、暗黒小説
プルーストは読んでいないと恥ずかしいし、知のペダンチストですから。
戦後の不条理文学は無理して読んだが、
それだけの事。
だから、サルトルもカミュも今では忘れ去られた。
不条理文学を乗り越えたのが、ヌーボーロマンらしいが、
全くの未知の世界。
アランロブグリエは、名前くらいは知っているが、
監督作品はこれまた未知の世界。

一挙大公開なんだから、何をさておいても...といいたいが、
閑中忙有り(^.^)
やっとこさ...「囚われの美女」だけ間に合った。

なんとも難解不可解な映画ですから、
批評は五段階評価

耽美 B+
官能 A−
倒錯 C−
頽廃 D−


因みに、彼はこの映画のシナリオで名を残しました。
やはりテイストは似ていました。
ロケに使われたのは、ルドヴィッヒ二世が作ったなんとか城だと
記憶していたが、違うみたい。





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