2024年8月14日水曜日

ヴィラネス

 


Villainess
そもそも、仮名文字として、ヴィラネスかヴェレネスか定まらないくらい認知度の低い単語。
だから、適切な訳語もない。悪女、、、かもしれないが、かなりニュアンスが違う。


欧米系ではかような単語があるくらいだから、ヴィラネスの宝庫

かなり権威のあるヴィラネスランキングだと、アタシも激しく共感しますが、このラチェット看護師長を抜きには、、、、映画鑑賞蓄積力のない若手は多分外します。



翻って倭國。

大和撫子に悪役は似合わない、、、、最近は知らないが(^^)


まあ、世界に通用するのは「貞子さん」

しかし面相不詳だからなんとも言いようがない。やっぱり、お岩さんかなあ?


夏興行の定番は納涼怪談もの。数々あれども四谷怪談に如かず。元々は忠臣蔵外伝のひとつ(あと有名どころはカミカケテサンゴタイセツ、、、歌舞伎の名題ならば、盟三五大切)

まず読めない(^^)


実際の四谷怪談も、ヒロインが二人いますが、お袖さんのほうはヴィラネスらしくないので、大抵は割愛。

よって不実な伊右衛門に恨みはらさでというお岩さんの復讐譚だと思われています。

かつての芝居小屋は、冬は忠臣蔵、夏は四谷怪談が米の飯。


映画版は数多くて、多くの女優さん(この方までっていうくらいに)が演じてますが、、、極め付けが、高岡早紀さん

出演当時、芳紀21歳

一番綺麗な時代に肌も露わに佐藤浩一さん(伊右衛門役)と濡れ場ですから、、、、


因みに、U-NEXTで配信されてますし、アマプラは400円でレンタル

お早めに(^^)



2024年8月13日火曜日

祭りの総括

 



19日間の祭りは終わった(無論終わったのはオリンピックだけで、パラリンピックはこれから)
あれこれ色んなことがあって、それなりに楽しかった。


物議をかました開会式やらパリ市街それ自体を競技会場にしたりとか、、、アタシ的にいうとエスプリが実に効いていたと思うが、、、まあ批判が多いのは斬新な前衛性の証明。

いまから、公式記録映画が楽しみだ(あの想定外につまらなかった東京2020映画の禊ぎをはやくしないと)



海外大会最大獲得金メダル数は「快挙」かもしれないとは思うが、そんな事ばかりに喝采することがメダル至上主義であり、スポーツ自体を歪めてはいないか?

だから不運にも、、、水に落ちた犬を叩くが如くに誹謗中傷の嵐。

アスリート個人で立ち向かえるレベルではない。

そこはそれ、、、選手団長なりJOCが公式に出来るだけ過激に反論すればいい。

...

誣告、名誉毀損、脅迫レベルに対しては組織的な法的対応を辞さないし、それ以外の罵詈雑言にはこう反論したい。

だったらあんたらが代わりにやってみろよ。

....

仮に騒ぎになってもアスリートたちの盾にはなる。

その程度のことはやらないと気の毒だ。


運営の「不手際」が目についた大会かも。

単なる不手際なら兎も角「誤審」は論外。

さまざま議論のあった判定が本当に誤審かどうかは審判資格もなく、ユーチューブの映像だけをみているアタシじゃわからないし、ご贔屓選手が敗退すれば「疑惑や陰謀」を口走りたくなるのは世の常。

詰まるところ判定基準なりの公平性や誤判断の排除システムの問題。そのあたりがブラックボックスの競技が今回指弾されたってこと


選手村にエアコンがないとか、食事の質や量がお粗末とかには論評しないし、女子種目に「男子」とおぼしき選手が出場して圧勝金メダルだった話題は、、、、ようわからんからパス。

スポーツの世界での性区分の定義って知らないし、またその定義なるものが科学的なのかどうかもわからない。

ただ言えることは、女子の競技に「男性」が参加しているってはなしばかりで逆はない。

ゴルフのプロツアーに関して言えば、女子の大会に男子は参加できないが、逆は門戸開放

実に公平だとおもいますが、もっとも勇気ある参加女子の成績は芳しくない、、、といっても、彼女たちよりスコアの悪い男子ゴルファーも沢山いる訳で、毎回悔し紛れの敗者の罵声は謝罪に追い込まれている(^^)

なお、ショパンコンクール(五年毎に開催)は性別無関係にコンテスタントになれます(ピアニストも体格体力勝負のアスリートと変わりがない)

過去18回の大会で、アルゲリッチとアヴデーエワとあと大昔の誰かさんしか女性優勝者はいない(後者のピアニストはあまりよく知らないロシア人)



2024年8月12日月曜日

官能的に、、、夏の嵐

 




夏の嵐、、、散文的ながらきれいな言葉です。

夕立なんてものじゃない昨今
しかし、夏の嵐というほど官能的でもない
ただただ異常気象なる、、、床下浸水の危険も


ルキノヴィスコンティは、ミラノの高貴な一族の末裔であるが青年期は共産主義に傾倒。
しかし代々積み重ねた貴族趣味とは比べものにならない貧相なイデオロギー世界からはさっさと退散

耽美
倒錯
頽廃 
官能 な趣味的世界に浸りきった。

その萌芽がこれ・・・・「夏の嵐」
原題は「官能」と言うそうだが、ストレートに映画のタイトルに使うのはいささか躊躇う。



冒頭に登場するのが、ベネチアの劇場でのオペラの上演シーン
演目はベルディの「イル・トロヴァトーレ」である。
典型的なイタリアオペラであり、

邪恋
ジプシーの呪いにまつわる因果話
決闘あるいは反乱
ヒロインないしヒーローの処刑やら自殺

不思議と不倫や姦通が出てこないオペラですが、、、良くできてます。

映画の方は、貞淑な伯爵夫人がジゴロでイカサマ賭博師であるオーストリア士官の手練手管に弄ばれ、身も心もお財布も巻き上げられるドロドロ劇。
背景に、イタリアとオーストリアとの戦争が絡み、波瀾万丈のゴージャスな悲劇。
ブルックナー七番を効果的に使うところなんかも、日頃の贅沢な趣味が偲ばれます。

日本では55年の公開。
評価的には悲惨なもので、キネ旬ベストテンでは全くの無視。
当時の選者は、傾向的な映画鑑賞のプロがゴロゴロいたはずですが、彼らですらマトモに評価出来るようになるのは60年代以降。
それはそうでしょう。
日本がやっとGATTに加盟でき、二大政党制なる55年体制のスタートの年です。
この年が戦後の分水嶺で、もはや戦後ではないと喝破されたが、生活実感としては、貴族的趣味に共感するまでも財布も心も豊かになっていなかった。

ルキノヴィスコンティ映画が大衆的人気を高めたのは70年代。
一流品を素直に素晴らしいとみんなが評価できるしあわせなナンバーワンジャパンがやっとやってきたその時代の象徴的な出来事。



しかしシンボリックな不幸は、、これ以降、この映像作家の再発見や再評価上映がまったく企画されないということ、、、残酷なまでに倭國の衰亡を見る想い。

生きているうちに、、また日は昇るかな

2024年8月11日日曜日

投擲

 



やっぱり、インパクトファクターの高い競技は「陸上」です。

なんといっても「女子ハイジャンプ」が一番のお気に入りだが、投擲種目はと言われれば、、、、あんまり

しかし、メダルの期待がかかり、注目度が上がれば、にわかファン(^^)


実に素晴らしい🏆🏆🏆


この競技で初の金メダル

野口みずき以来の女子陸上の金メダル、、、とかはどうでもよくて、自分の才能を最高に発揮する為に、チェコの片田舎にスポーツ留学する大胆さは金メダル以上の価値を感じます。


望蜀の感を言えば、最終の試技での逆転金メダル劇なんかを観たかったが、一投目で決まっちゃった(^^)


毎度言いますが、レガシーにもならないような箱物をつくり内国開催に腐心するくらいなら、海外に有能な才能を送り出す強化費を拡充する方が気が利いています。


いまや、円安に低賃金と高齢者が支える倭國。これは経済だけでもなかろう。

才能と活力(ヤル気)のある倭人が世界で活躍し、海外送金やらなんやらで国内を支えるって、すでにリアルになりつつあります。










2024年8月10日土曜日

防災

 



とりあえず「防災対策」を再確認した。

今年の初めに、我が家のケメコ様が騒ぐから二人用を買い込んだ。

改めて、中身を確認するに、、、あんまりイメージのわかないグッズばかりだ。

重量で9キロはある。こんなもの担いで逃げ回れば、それだけで体力を消耗し行き倒れ必須




防災頭巾もディズニーのペアで揃えた。ミッキーマウスとミニーちゃん(^^)

当然ながら、カラーは紺とピンク

実用面からすればなんでもいいのだが、、、、(^^)



改めて思うに、、、


ミネラルウォーター

軍手

ヘルメット

スマホ充電器


だけあれば充分に思えてくる。

寒村陋屋ならば、井戸がありますから、、、


2024年8月9日金曜日

恋の季節

 


今陽子さんの大ヒット曲だと、、、特段季節を明示する単語は希薄ですが、冬ではない事は確かだ。個人的な感覚だと夏の終わりかなって?



季語に「猫の恋」がある。

ずばり春の季語だが、あの鬱陶しい唸り声を聞けば、うららか春のほのぼの感にはほど遠い。


猫の恋

やむとき閨の おぼろ月


さすがに句聖ともいうべき松尾芭蕉です。耳障りな唸り声を逆手にとった名句



毎度の長ったらしい前書が終わり、、、、

王朝美學的には、秋は恋の季節(哀しいフィナーレの時期)


秋かけて

いひしながらもあらなくに 木の葉ふりしく

えにこそありけれ (伊勢物語九十六段)


本文の物語部分がないとよくわからないのだが(あってもイマイチオンナの内面心理に得心もしないが)


夏は暑いし、なんだか吹出物もできちゃうし、、、秋まで待ってくれますか?その頃にお逢いしたいわ

なんて思っているうちになにやら気が変わり、紅葉る楓にこの一首をつけて、オトコヘ


秋は飽き

えに、、、多少分かりにくいが、枝、縁に、江(浅い縁の比喩)なんかの複合の縁語掛け言葉


秋ってやっぱ、飽きなんだわ、、なんて事じゃないんだけど

木の枝の葉っぱ舞い散るような縁も浅かったってことだったわ。

じゃあ、お元気で


好きになる理由と同じくらい嫌いになる理由にも理屈がありません。

恋とはそんなもの

理由もなくフラれたオトコだって黙っちゃいない。

怨み呪いの子の刻参りはオトコだって、、、

あまり、後味の良くないエンディング(^^)



吹き出物が夏に出来るなんて、毎日お風呂に入って清潔にしていないからですよ。そもそも入浴習慣がない事は源氏物語に入浴シーンがないと言われることからもあきらか。だから薫香を薫きしめ体臭隠し。西洋の香水文化と同じようなもの。


そんな中で真夏に逢って「実事」なんて、よっぽどの物好きの所業。汗もかかず涼やかな秋までは和歌の贈答で気持ちを盛り上げ、、、、千秋の想いってそういうこと。

だっから、秋は恋の季節




2024年8月8日木曜日

ブラックぺアン

 




「ながら」はあきません!とは医学部では教えないのかなあ?

あるいは教授ともなれば治外法権。もしかしたら、単なる都市伝説かな(^^)


まま聞く話だが、太宗な外科手術経験がないもんで、実際にオペルームにクラシックが流れているのかどうかは知らない。

行きつけのリハビリ医のクリニックでは、脈拍のないクラシックBGMが流れているが、選曲的には中級くらいかな(^^)



話題はかわり、、、

動画配信サイトでほぼリアルに配信してくれるもので、ついついシーズン1から見ています。かなり荒唐無稽と思われるストーリーなんだが。いまどき流行りのダークヒーロー風な主人公が天才心臓外科医



いまは、シーズン2

別にこのダークヒーローがクラシック流しながらメスをふるう訳ではないが、手術シーンでは必ずクラシックの名曲(初級編+αレベル)


悲愴三楽章

奇想曲24

死の舞踏

ウィリアムテル序曲

ラカンパネラ

天国と地獄

ボレロ、、、、なんかが流れて、出来不出来はあるが、、、、というかかなりミーハーです。

しかしズバリハマれば結構いけます!


どっかにアンソロジーのCDがあるのだろうが、探すのも面倒だから、代表して、、、(一番マシだったから)



この映像は、パガニーニを主人公とする映画のシーン

バイオリニストであるデビッドギャレットが主演



2024年8月7日水曜日

毅然とした対応

 



どこでも程度の差こそあれ、オリンピック至上主義国やメダル亡者にはありがちなこと。
SNSの書き込みなんかトイレの落書き程度と割り切ればいいのだが、、、、

それにまた、チカラ出しきれずとか期待に添えなくてなんて謝罪めいた敗者のコメントが、さらに火に油。

犬が川に落ちると面白いし、それを叩くのは更に楽しいってのがこいつらの心理だから、敗者は語らずが一番

おすすめするのは、雑音封じのために(表向きは競技に集中するために)期間限定でHPをシャットダウンすることだ。
なんだか逃げ回っているみたいで、面白くないというなら、、、、

一言コメントを....


だったらオマエが代わりにやってみなよ


しおらしくしようが傲然とやろうが、みさかいのないアホはどこにでもいます。

犯罪の構成要件に該当しそうな投稿(脅迫、名誉毀損、侮辱に相当しそうな場合)には法的手段を講じればいい。どうせIPアドレスにマスクするような知恵もないだろうから、本人特定は簡単。

程度の悪質なのを何人か炙り出し、民事と刑事で追求すると内容証明を送りつければ、一気に鎮火しますから、、、


まあ、それでも真面目なアスリートにとっては、


多額の強化費を貰いながらなんたるざまだ!って言われるとかなり刺さるそうな、、、


でも、反論は簡単です(^^)


所得税や固定資産税をロクに納めていない方ほど税金の「無駄遣い」を口走るって聞いてますよ(^^)


でも、あまりに挑発的だし、定量的な根拠もないから感心もお勧めもしますん。

蓋然性は高いと思っているんだが、、、




2024年8月6日火曜日

罪と罰

 



法の規範力は「厳罰」が担保します。

韓非子に曰く


微罪を重く咎めよ

ならば、大罪を犯さない。



刑法19条等には「没収あるい追徴」の定めがあります。
刑法違反(特別刑法を含みます)が確定すれば、付加刑として以下のものを国庫に納付させることが出来ます。

没収の対象になる物を列挙しますと・・・

犯罪行為組成物(猥褻文書頒布罪における猥褻文書など)
犯罪行為共用物(殺人罪に用いた日本刀など)
犯罪行為生成物(通貨偽造罪によって偽造通貨など)
犯罪行為収得物(賭博罪によって得た金品など)
犯罪行為対価物(ゴルゴ13の収入など)

没収は原則「任意的没収」なのです。
つまり、必ず没収するものではなく裁判官の裁量であり、裁量の基準は「過去の判例の積み重ね」ということですから、多少なりとも対象を拡大してゆけば、抑止力は高まります。


軽微な飲酒運転や速度違反でも、数千万のスーパーカーを犯罪行為共用物として「没収」する。

しかし、法律に書けば何でも通るってものじゃない。
不当な量刑はそれ自体憲法違反となりますから、、、


厳罰化の流れというのは変わらない(今までが寛容すぎただけで、法家の元祖韓非子の精神に帰るだけ)が、それだけで犯罪認知件数が減るものではない。
単に刑罰を重くするだけではなく、別の手立ても考えないとだめな時代だと思います。
それは、刑法の基本原則をどの程度見直すかということになりますが、これはかなり困難を伴います。


実行行為処罰から未遂、予備、陰謀と上流にさかのぼる。

責任能力主義からの脱却(心神喪失や耗弱も別類型の処罰的な対象とする、、、有体に言えば完治するまで解放しない)

犯罪の「構成要件」解釈の柔軟化


どっちも「ジンケンヤ」が騒ぎ立てるし、それ以前にかなりな危険もともないます。


だったら、労役場留置をビシバシやりましょう。

罰金刑が課せられて支払わない等の場合は刑務所に留置出来るという制度がある。

年間三千件程度の実績があり、その仕組みの援用です。まず、追徴に応じなければ労役留置できるようにしましょう。


そして、犯罪被害者等救済のための給付金制度がある。

本来は民事責任として処理すべきであるが、大抵は多額の賠償額判決が出ても支払われない。そもそも支払能力がなかったり、夜逃げしたりとか、、、それはあんまりって事での立法措置だが、犯罪者の民事責任救済を税金でやるっておかしくないかい。

やっぱり相当のケジメをつけてもらうって社会正義だと思うでしょう。


だったら、これらも「労役留置」でオトシマエをつけてもらおうじゃないか。

一日が五千円の計算らしいから、給付金総額を割り算して期間到来まで塀の中で過ごしてもらうかな。

遺族給付金の最大額は、ざっと三千万円くらい

当然完済するまで仮釈放は有りませんし、通常刑罰期間に加算です。



しかし、やり切れないのは「罰」を金で逃れるという不公平さ。同じ刑罰を受けてもカネがなくて民事責任を労役留置で担保させられるのは貧乏人。

戦後半世紀にわたり「健全な中産階級育成」に腐心してきた社会主義よりさらに進んだ税制を新自由主義とやらで瓦解させた今となっては、、、かような厳罰化だけでは社会は健全には、、、、ならないだろうなあ