2015年12月11日金曜日
なんでも(?)美酒乱の時代
天下の一大事とも思えないが、千円札でおつりがくる「料理」に星が一つ!
ラーメンが「料理」なのか?
盛り切り丼が「料理」かって疑問もあるが。一般には好意的である。
だれがどういう基準で選んだのか知るすべもないが、二時間とも三時間ともって並んで食べたのでしょうか?
ミシュラン審査員には「特別待遇」を提供するお店が多々あるらしいが・・・
料理の定義は定かではない・・がいわゆる「食事」を提供するプロセスあるいは食事の「目的物」そのもの。
同じようなものだっても、間食ともなればそれは菓子系であり、料理とは言わない。
一番簡素な食事とは「一腕一汁一菜」ではなかったのか?
丼だけの一腕の食事とは、仏さまだけのお供え物のはず。
ヒトザルであれば、まともな食事というのであれば、丼だけでなく、
汁物と香の物をそろえて三点セットで食するのが、作法にかなう。
そういう意味で「ラーメンだけ」で料理って・・・いかがなものでしょうか(笑)
しかし、この意見には有力な反論があり、以前にそのような趣旨のことを口走ったものだから、多少分が悪い。
ラーメンとは、そもそも「一腕一汁一菜」を一つの丼の中に小宇宙的に凝縮した点で画期的であるという見解
ラーメンとは単純な・・・その気になれば誰でもできる料理であるが・・・
宇宙秩序の形成に成功できるかどうかがポイント
麺
汁
トッピング(チャーシュー・煮卵その他メンマとか・・) の三点セット
ある主な倭人的な世界観です。
和庭園や盆栽なんか・・・に似ています。
ラーメンが先鞭をつけたということで、B級グルメ産業が姦しいが、
上記のプリンシプルに照らして料理という概念に合致するかどうかがポイントである。
粉もの・・をミシュランにって悲願はわかるが、あれは食事ではなく、間食だ。
蕎麦には、小宇宙が広がるって雰囲気はないし、あれはポン酒の肴
饂飩は・・・匹夫馬丁の食い物(・・・・って美学者の迷亭君がいうとります)
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