ビーチボーイズって、軽薄の代名詞みたいなって(笑)
ウエストコーストロックといえば、陽光に碧海、サーフィンのノリなサウンドって
相場がきまり・・・あのビーチボーイズの登場。
しかしながら、薄っぺらそうな人生だって、生きていく以上はドラマツルギーがある。
グループ活動にありがちなカネの分配のトラブル、音楽観の相違、オンナの取り合い、酒と薬への逃避・・・・
かのリーダーであったブライアンウイルソンって、かくも天才だったのか。
もっとも、最初から万人に認められる天才なんかはいない。
紆余曲折を経てっていう波瀾万丈人生を映画にすればこうなるのか。
別にアリーナでの大観衆の喝采を浴びるエンディングって作りでもないが、60年代と80年代を二人一役で演じさせるって構造とか、
この監督さんは意欲的。意余ってチカラって・・・というような破綻もなく、見せる・聞かせる映画に仕上がっている。
しかし、天才音楽家というのはライブよりスタジオ録音を好むのですねえ。
大観衆の絶叫を受けることが生き甲斐と思ううちは、大衆的なのですよ。
でも、やっぱりこれが一番好きですねえ(笑)
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