2016年1月16日土曜日

ボクの名前を知っていますか?


にわかに信じがたいが・・・・ネットの統計数値
各国別日刊紙の成人人口千人当たりの部数らしいが、出典が明らかでなく眉唾もいいところ
主要国だけを明示しますが・・・

1.アイスランド 1,028.8  
3.デンマーク 766.1
5.日本 631.7
6.スウェーデン 624.1
8.コロンビア 587.8
10.スイス 554.9
11.香港 542.3
15.韓国 485.6
16.アラブ首長国連邦 461.1
18.オーストリア 435.9
19.シンガポール 434.9
20.イギリス 385.3
22.オランダ 357.2
24.ギリシャ 334.8
28.ドイツ 300.2
33.朝鮮民主主義人民共和国 255.4
35.台湾 243.5

アイスランドは(実のところよく知らない国なんですが)全員が新聞を読んでいる(あるいは購入している)し、
倭国は、世帯数が5千万強ですから、宅配システムという奇妙な制度があり、
ほぼ大半の世帯で新聞を購入している模様。
成人だけをとれば、四割が新聞を読まない・・・って、それっぽちかねえ?
朝の通勤電車内って、新聞なんか読んでるのが絶命危惧種


人口統計に嘘があるのは中国以外は低開発国くらいだが、
新聞の「部数」はいかがわしい。
輪転機からアウトプットされた部数と実際に読者が手にする部数が同じかどうか定かではない・・・ってことは
公然の秘密として大方のところ認識されている
世界中津々浦々かどうかまでは知りませんが、極東の島国ではそうらしい。


一般に「インテリが作り893が売る」と嘲笑されるらしい。
営業が893かどうかは知らないが、制作がインテリでないことは記事を読めばわかる。
何度も言いますが、報道と広報は違う!
不都合な真実を伝えなければ、新聞の名に値しない。

そんなことはどうでもいいのですが・・・
いわゆる「全国紙」等の売上(収入)合計は18千億円くらいのようです。
そのうち、新聞販売店等に支払われる販売手数料等が8千億円。
異常なまでに高額な流通経費負担を余儀なくされる産業である。
普通だと、メスを入れようって気にもなるんでしょうが・・・なんだか伏魔殿みたいで(笑)

それを思えば、某政党発行の新聞(機関紙というべか?)は、購読料が3500円(月)
政党の各支部が新聞販売店みたいなもので、党員さんが「手弁当」で配達しているそうです。
折込広告や紙面上のCMをあまり期待できない新聞ですが、流通経費が激安でしょうから
十分にやっていける。
今一つの政党機関紙は1900円。
はるかにお安いが・・・問題はコンテンツ
まれに電車のなかで隣のおっさんが読んでいるのをかいま見るに、ページ数も少なく
・・・とても新聞の名に値しない。



小説「新聞販売局」



昨年の九月ころの販売ですが、およそ新聞下段の書籍広告欄に掲載されることなく
書店でもあまり見かけず(・・まさか「買い占め」があったってことはないのでしょうが)
あまり売れてもおらず(・・ブックオフでも見かけず、アマゾンの中古市場の出品も少なく)
仕方がないので、ワンクリックで購入しちゃいました。


結論というか印象・・・・最近のほんまもんの893世界では暴力的なのは流行らず、
少しは知的(ワイズではなくクレバーってことですが)だと思っています。
新聞を売っているのは893以下の集団かも・・・
社会部から販売部に「左遷」された、恨み辛み満載です。
小説仕立てということで、リスク回避をやってますが、内情をしりえた元記者の筆になりますので
真実っぽい。



思えば、長閑にも、健気な配達少年にエールを送り・・・・その陰では、良からぬことが起きていたんだ。
世界に類を見ない宅配制度って、どうしたもんでしょうか?
もはや、新聞少年の脚力に頼る時代じゃないんですがねえ



















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