2016年1月4日月曜日

次なる飯のタネ

ここしばらく・・・というか数十年間は足を踏み入れたことがない。
まれにトイレをお借りするくらいで、遊興に金員を投じたのは、はるかはるか昔
欧米では、タマの大小でそのゲームの品位を図るらしい。
曰く、ゴルフは高級だが、サッカーは大衆向け。
しからば、パチンコはどうなんだ?ってことでまったく信ぴょう性のない議論に過ぎない。


なんせ、精出してパチンコ屋通いをやっていたのは、学生時代。
手打ちの時代である。
景品はもっぱら大月書店刊行の某全集
全巻踏破まであと僅か・・・・だったねえ。
金銭と交換するという習慣がなかったから、賭博性の匂いは薄い。
一時期のような隆盛ではなかった長閑な時代。
当時読んでいた週間漫画誌には、パチンコ漫画が連載されていたから、

パチプロ
釘師

なんかもそれなりの「職業」認知をされていたようだ。
いまも釘師という職業はあるみたいで、要するに、盤上の釘の傾きや幅調整を行い
出玉のコントロールをすることである。
いまや、CPU制御でなんとでもなりそうなものだが、レトロな世界観。
閉店後の釘師の仕事振りを当然のように見ていたが・・・・
あれって、ある種の違法行為らしい。

パチンコという遊興そのものには賭博性はないが、特殊景品を介在させた換金システムには賭博の匂いがする。
特殊景品とは、盆で使われるコマみたいなものである。
三店方式とやらであれば、賭博にあたらないと監督官庁は言うが・・・
一度でいいから司法の判断って(笑)


まあ、監督官庁は、賭博性希薄化のための制度構築を躍起になってやっています。
ありていに言えば、射倖心の排除・・・・バカあたりしないような構造でないと台は許可されないし、店内での改造も御法度

・・・・・だとすれば、釘師のやっていることはなんなんだ?
つまるところ、太古の昔から出玉調整という射倖心の掻き立て行為をやってきたし、
ここにきて、メーカー出荷時点での不正・・・検査用の台と出荷用の台のすり替えまで発覚してしまった。
所詮あの程度の業界、真っ当と思われていた業種ですら不正がまかり通る御時世。
なにがあってもおかしくない。


蝸牛庵には原告適格がないのが残念ですが、大手パチンコチェーン相手に集団訴訟は
如何でしょうか?
不正な台で遊興料を巻き上げられたって、十分戦えそうですよ。
合わせて、不正な台ならば賭博性が排除されていない以上、これは賭博の場の提供である。
知らずのうちに賭博をさせられた精神的苦痛はいかほどのものか
遊興に興じたお客は不正に騙され、不当に金員を巻き上げられたんだから、詐欺罪でもある。
刑事で揺さぶりながら、不法原因給付ってことで・・・・・

案件にあぶれた弁護士の方々へ
貸金過払返還訴訟の山も超えたし、次なる訴訟の宝山にどうでしょう。
相手は20兆円産業。



やりがいありますし、今がチャンス。
あさっぱらから、生活保護受給者がパチンコに興じていると給付金を取り上げようとする自治体すら・・・・
共闘の可能性だって(笑)

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