別にどうでもいいが、拘るのであれば「拐取」といえばいい。
暴行、脅迫その他強制的手段を用いて、相手方を、その意思に反して従前の生活環境から離脱させ、
自己又は第三者の支配下に置く場合は略取といい、誘拐とは偽計・誘惑などの間接的な手段を用いて、
相手方を従前の生活環境から離脱させ、自己又は第三者の支配下に置くことをいう。
罰則には変わりなく、重犯罪である。
高校生だったジョイは七年間拉致監禁状態にある。
生まれた子供、ジャックは五歳になった。
この手のお話は・・・・
拐取に至るプロセス
拉致監禁状態の悲惨さ
解放に至る緊迫したドラマ ・・・なんかを主題とする事が多いが、
確かに、ある意味もっともシリアスなのは、解放後の被害者の日常復帰。
語られる事の少ない部分こそがキモである。
アニマルとガキの登場する映画は見ない事にしていますが、
千葉大のバカの中学生監禁事件なんかとリンクさせて、上映自粛なんて愚行が起きる前に
見ておかないと・・・・って、いそいそとシネコンへ。
The room
予備知識のない映画でして、なんか寓話的なのか神話的世界の
お話かと錯覚していました。
実のところは、ほぼノンフィクションだとか、、、
さすがに、オスカー主要部門にノミネートされ、ベストアクトレスに輝くだけの事はある。
主演は無名のブリーラーソン(アメリカンですが、シンガーソングライターでもあるらしい)
この役柄なら、ハリウッドセレブなら誰がやってもオスカー当確だろうが、ほかに候補者がいなかったのか?
苛烈な争奪戦とは聞いていない。
誰もが欲しがる役柄・・・・最近の女優の役柄ってステロタイプですから、これはやりがいあり(笑)
http://celebsnap.net/catlist02
ルームとは、物理的な監禁空間であるとともに、心理的な呪縛環境であることを容易に想像させますが、
その解放の困難さをこの映画は教えるのです。
予定調和なハッピーエンドの予感ですが、現実は大変なんだろうと・・・・だっから、上映自粛なんて
バカな真似はやっちゃダメなんです。
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