2016年4月17日日曜日
しあわせってなんですか?
http://top10.sakura.ne.jp/UNSDSN-HappinessLadder.html
http://www.huffingtonpost.jp/yuma-nagasaki/happiest-country_b_8906340.html
二つの世界幸福度ランキングがある。
前者は国連の関連機関の調査で、後者はギャラップとどこかの調査。
実に面白い(笑)
前者はありきたりで、先進国、とりわけEC諸国、それも北部の国家が並びます。
問題は後者であって、以下のような有様。
1位 コロンビア
2位 フィジー
2位 サウジアラビア
4位 アゼルバイジャン
5位 ベトナム
6位 パナマ(*)
6位 アルゼンチン(*)
8位 メキシコ(*)
9位 エクアドル
10位 アイスランド(*)
10位 中国
前者を参考までに・・・・・・
1 スイス
2 アイスランド
3 デンマーク
4 ノルウェー
5 カナダ
6 フィンランド
7 オランダ
8 スウェーデン
9 ニュージーランド
10 オーストラリア
調査項目と計算システムで何とでもなるわけで、その程度の統計結果に右顧左眄してもしょうがない。
しかし、どちらにも「アイスランド」が登場するということは、
この国だけは地上の楽土か?・・・・・リーマンショックで国家破綻となったはずだが。
もう少し言えば、前者の調査で偏差値60以上、つまりAランクは(*)をつけました。
中南米国家が幸せって言われると、主観的に能天気だからでしょうって言いたくもなる(それはそれで大事なんですがね)
そもそもを言えば「しあわせ」というような主観的な概念を客観的な統計数値で評価することに一定無理さ加減がある。
例えばですが、フローとしての収入が途絶え、廃墟寸前の陋屋に住まいし、訪れるものは野鳥に野生動物、
雪月花のみがお友達という蝸牛庵なる御仁は
いまや幸せ一杯らしい(笑)
愛さえあれば幸せになれるって・・・往年の「ある愛の詩」のセリフの一節(この惹句だけで大ヒットしたのだ)
ところで、前者統計の19位くらいにベルギーがある。
偏差値は60以上ですから、堂々のランクA。
ECの中心で大したものである・・・・が、有識者が見れば「失敗国家」だそうである。
いくら見てくれがよくても、国家統治、治安(テロ)対策が破綻していると言われれば、けだしそのとおりだ。
国家にとって何が大事って「国民と国土の安全」であるって、至極当たり前に考えれば
かような統計の意味のなさってよく分かります。
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