2016年4月12日火曜日

寒村閑居



多事多忙である。
こんな事なら、下町暮らしの方が静謐である。

帰去来を待ち構えていた村役場のおじさんたちが難題を持ち込んでくる。
ボランティアまがいの役職就任要請はいとまと知れず・・・だが、鬱陶しい
とりあえず

「豚インフル罹患中。空気感染の危険あり。面会謝絶」って張り紙でも出しておくか(笑)



日常の心得は現役時代より禁欲的なのです。
披露するに・・・・

・即起(ダラダラと惰眠を貪らない)
・作務(炊事洗濯野良仕事・・・作業=修行)
・夜不出門(夜遊びなんかやりようが無いが・・)
・習字(毛筆は苦手なんで、独りよがりな駄日記を相変わらず・・)
・読書(論評なし)
・静座(寝る前には、今日一日を反省し、生あったことに感謝)

→ この程度は、ちょい頑張れば誰でもできる

・勤倹(粗餐粗食、飲酒を控え、質素に暮らす)
・居敬(誰にでも敬意をもって謙虚に接する)
・慎独(人が見ていなくても己を持して慎む)
・謹言(言葉を慎む)

→ かくありたしと「思い」だけは持ち続けているべきだと思います

・刻々留心(何事にも興味を持ちよりよくなる様に知恵を出し工夫を行う)
・跡無工夫(自分の功を誇なず、死しても名を残すなんて未練なし)

→ まあ、生涯修行ってことですよ。


不東庵心得帖を拝借しておりますが、そうはいっても、墨客文人の真似事までの境地ではない。
カスミを喰って生きるわけにも行かないが、スーパーやコンビニは遥かな山の向こう。
ありがたい事に、宅配のお兄さんは毎日やってくるし、4Gの電波もある。


アマゾンプライムは僕のためにあるようだ(笑)
数百本の無料の洋画DVDに雑貨おまとめ配達システム。
軒先に、蔦屋とセブイレがあると思えばいいが、有り体に言えば、修行の敵。







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