2017年6月16日金曜日

サンアンドレアス



フォッサマグナは日本の中学校で習っただろうし、カリフォルニアのスクールでは・・多分、絶対に教えるはずだ。
カリフォルニア州を南北に走る大断層


1989年の秋。
なんと蝸牛庵はピッツバーグの高級ホテルで、サンフランシスコへの移動の準備中でしたが、大地震発生に付き
パニクり状態。
飛行機は飛びましたが、予定は全てキャンセル(但し仕事は・・・と但し書き付き。遊びは予定通りです)
94年にもサンフランシスコでは地震が起きてますが、所謂「大地震」と言われるのは、1906年地震。


06年の被害額の現在評価で1兆円強
当時の資本蓄積の度合いからすれば、いまなら凄まじい規模だと思われます。


ここからがあまりよく知られていない「黒歴史」です(よく知られていないもんで史料的確認不足もありますが・・・)
十九世紀以来多くの東洋人(まず中国人そして日本人)が廉価な労働力として西海岸に大量に送り込まれた。
大陸横断鉄道建設や金鉱山の採掘はチャイニーズの白骨の山の結果だとか・・・
更に低賃金で勤勉な倭人はプワーホワイトの職を奪い非難と憎悪の的にもなったと言われている。

1906年の大地震の際には日本から多額の支援(世界で一番)がなされたが、感謝なんかは全くされず、
さらなる排日システムが作り上げられるに至った。
しかし、この辺はアメリカンを非難する立場にはない・・・って、台湾からの最大規模の地震支援に対して
国民的な感謝の表明を見える形でやってませんから。
北京政府もモンゴルも相応の支援をしていただきました。
その他の近隣国については、よく知りません。


さらに加えて、混乱に乗じて東洋人が略奪暴行を集団的に行おうとしているとの流言蜚語が飛び交い
逆に多くの倭人が悲惨な被害に遭う事例が多発したとされる。
どっかで聞いたような話なのですが、程度に差こそあれ、民度にもよりますが
不安が一杯の非常時にはあってはならない混乱や暴発は不可避だと言うことだし、
例外だろうが他人の不幸に祝意を表明する人非人や
それを咎めようともしないそれなりの数の犬畜生もいるのだ。
蒋介石だったか、怨に恩で報いる と言ったのは・・・しかし、恩に報いるに怨とは犬畜生以下


この映画って・・・確か見た記憶があるが、スクリーンかDVDか?
プライムではないと思う。
評論家の評価は低いのですが、多分実体験がないのだ。
経験をしたことがあれば、一定の理解をするだろうレベルです。








0 件のコメント:

コメントを投稿