2017年6月20日火曜日

サスペンス映画原作者



見知らぬ乗客
太陽がいっぱい
リプリー
アメリカの友人
ギリシアに消えたウソ
キャロル


観たことはあるが読んだことがないって小説家としてどうなんでしょう。
一応のあまり名の知られない文学賞は幾つかもらってます。
多分ですが、印税より映画化の権利を売る方が儲かる。
しかし、小説家としてのプライドは相当に傷ついたらしいパトリシアハイスミス
結構多作ですが、映画化本以外はまずもって認知度がない。


これも彼女の原作サスペンス。
殆んど話題にならなかったのはお気の毒ですが、そうひどくはない。

バスストップで発見された他殺死体は、書店の主人の妻
疑惑の目は夫に。
一方、精神状態に不安を抱える若い妻は建築家の夫の浮気を疑い諍いが絶えない。
同じバスストップで事件とも事故とも判別し難い状況で
妻の遺体が発見される。

自殺か他殺か?
他殺なら夫が犯人か?

二つの事件が交錯しながら終焉しますが、若い妻の事件は
宙ぶらりんのまま。
雰囲気的には自殺みたいですが、、??






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