2017年10月21日土曜日
明日はなんの日?
政治がワイドショー!でもバラエティ!でも、
主権者が身近に政治を考える効用程度はあるはずだが、
ヨタ三面記事でしかないのは、
既に民主主義の崩壊過程に差し掛かったのだろうか。
何事でも普遍に永続するものはないのだからと諦観していては事は始まらない。
問題にはなにか原因なり背景があるはずだ。
理由がわかれば対策もある。
1)主権者が愚昧
確かに有る部分は血と汗で闘いとったものだが、認識とすれば、
天から降ってきたようなもの。
不断の努力で堅持発展させようとも思わないは当然。
ただと思っている水と空気がなくなれば眼が覚めるだろう。
2)選良の劣化
国籍条項と年齢条項、それに多少の欠格事由さえクリア出来れば
誰でもなれる。
とは言っても世間水準的にはアッパークラスが名乗りを上げている訳であり
それでもダメ....というなら選び方を変えるしかない。
3)制度的な欠陥
中選挙区制度から小選挙区制度に改革して良くなったと言う声を聞く事はない。
二大政党制は世界的に衰退しつつあるし、制度改革の背景自体が揺らいでいる。
少数多党化が良い訳がないが、あれかこれかだけでは選択にならない。
相変わらずな一票の格差問題は制度の正統性自体を揺るがす。
問題がある事は分かっていても職業政治家が我が身に火の粉がかぶるような
改革をやるはずがない。
ヤルヤルといいながらヤラナイことを「身を切る改革」と言う(^^)
かといって間接民主制ですから、なにをやるにも隔靴掻痒の感
だいそれた正論なんか百年河清を待つようなものだ。
なもんで、ハードルが低いが実は「劇薬」ってプランを考えて見た。
最低投票率を導入する(全国一律60%以上で設定)
基準に満たない選挙区(含む比例区)は当選者なしとし、再選挙は行わない。
最低投票率制度はよくあることであり導入のハードルは低い。
投票に行くから民度が高いとも言えないが、行かないよりはマシ
そもそも投票率が半分以下ともなれば民意の反映とは笑止千万
再選挙なしって物議をかましそうだが、
権利の上にあぐらをかき惰眠を貪る者は参政権の放棄ですから、
国会に代議員を送りこめないのは、、、まあ仕方ない。
次回まで反省していればいいのよ。
棄権をすれば次回選挙で投票権が制限される法制はめずらしくない。
永久に参政権を剥奪しようって事じゃないから憲法違反とは言えない。
さて実際に何が起きるか?!
最低投票率を70%以上で設定すれば結構面白い事がおきますが、
それはいささか乱暴かな。
ところで一票の格差問題ですが、投票行動に参加しようとする意思ある有権者数で
比較すれば景色が変わります。
権利の上で惰眠をむさぼるやからを考慮する必要があるとは
思えない。
アメリカンのように有権者登録制度って検討に値する。
意思能力や行為能力がなくても有権者ってやっぱりおかしい。
運転免許証だって返納の時代なのです。
政治参加意識のある日本国籍者だけが参政権者というほうが
合理性あり....だと思うがなあ。
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