2017年10月30日月曜日

真の美食は固体の麦酒とは無縁だ








過日のイタリアンでの風景です。
毎度はエサと酒でお値段ハンハンですが、今回はこれだけをグラスでお願いしてしまった。
撮り忘れがあと二枚(^^)
食事の際に水しか呑まない蛙の類似種は黙ってなさい!
至福の三時間にとやかく言うものではない。
お皿に合わせてお願いしますって言っただけ。
あまり法外なのは困りますとは釘を刺しましたらかような次第。
手に入りにくいイタリアワインばかりみたいです。

まあ、ワインからお皿の中味を想像してください。
天下の素浪人とはいえ、食育には手を抜かない。
まともなものを食する事が最善の健康法である。

毎度のようにグダグダと古今東西の映画、文藝、音楽談義は尽きない。
ふと気がついたが、パンが手づかず
成る程、実に面白い(^^)


ビールが液体のパンならば、パンは固体のビールだ。
懐石ならばご飯は最後にしか出てこない。
しかし、パンが最初から出てくるのはビールの亜種だからに違いない。

パンはお皿とお皿の幕間である。
幕間はあくまで幕間であり、本舞台が至高であれば、余韻を含めて
固体のビールの出番は無いはずだ!
パンのお代わりを問われた場合「お願いします」とはお皿が不味いという
婉曲表現なのですよ。
ギャルソンにやんわりと問いただせば、和かな応対(^^)
的外れではなかったようだ。


長年泥水と安酒をかっくらってきたが、この程度の読みはできる。
またひとつ勉強が出来ました。



老いて学べは死しても朽ちず


折良くも、新規開店の食パン専門店がお隣さん。
種類が多様なのでいくつか見繕って試し買い(^^)










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