2017年10月5日木曜日
ボストンリーガル(2)
抱腹絶倒なリーガルサスペンス(コメディかも)も、アマゾンプライムでシーズン3まで
たどり着いた。
もっともシーズン2は途中でフリー期間満了(泣)
毎度思うのですが、この手のアメリカンドラマは実に面白い。
が更に毎度思うのですが、この手のアメリカンドラマの多くは「ローヤー」がセンターである。
これはアメリカンに限った事ではない。
グリシャムの著作物の大半は弁護士が主人公である。
倭国も、弁護士◯◯◯◯なる小説は山とあるが、
検事となれば・・・霧島三郎、柊茂くらいしか思い浮かばない。
更に「ジャッジ」となれば....お手上げ状態(笑)
敢えて言えば、大岡越前守、遠山金四郎?
しかし、彼等がTVでやっていることは、警察や検察のお仕事が大半。
ジャッジと言う神のミワザに近い事をやっているから、
作りものにし難いってのが、ある種の解釈。
従って陪審員をその代替にすれば、事例はいちいち上げないが、結構佳作以上になるのです。
物語になるという事は其れなりに機能しているという事だろうが、
一方で「裁判員」はセンターに...なった例があったかなあ?
アメリカンドラマに於いて「ジャッジ」の存在感は大きい。
脇役なんですが、重厚感満載な大物風に描かれます。
演じる役者も重量感たっぷり
しかし、このボストンの裁判所の判事は皆さんユニークです。
主人公の辣腕(あっちのほうも)弁護士の元カノとか、ゲイ、ヤク中・・・
法廷での最終弁論の厚顔無恥やエキセントリックな論旨には多少飽きが
きだしたのですが、ジャッジに視座を据えてみれば更に楽しい。
ここまで書いて、最良の裁判官小説を思い出した!
法服の王国(岩波現代文庫版)
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