2026年10月15日木曜日

シンギラリティ

 


ラテン語に由来します。

科学技術の発展と同期的に議論されるようになったと言いますから、昨日今日の技術概念ではない。

しかし、ある程度一般化したのは、かのノイマン博士の提唱に触発されたのだろう未来学者カールワイツ氏の予言(予測)、、、


AIが人間の知能を超え、それによって人類の文明や生活が予測不可能なほどに激変する「劇的な転換点」が、21世紀前半(早ければ更に前半)に到来する。


原著は、アメリカで2005年に刊行されたが、IT音痴国で邦訳されたのはその十年後

当時のアタシの記憶では、まあそうなるんだろうなあ、、、程度で「負の影響」にまで洞察が及ばなかったように思えた。


同時多発的なサイバー攻撃が、サイバー戦争の前段階か、政治的テロリズムか、単なるランサム攻撃なのか、、、なんとも言えないが、AIがサイバー攻撃の閾値を下げた事だけは確かだ。

今や「神は偉大なり!」と怒号しながら、AK47を乱射したり、ダイナマイトで自爆するのは時代遅れ(決してなくなりはしないが)

ある程度のハッキング能力があれば、AIのチカラをかりて、より高度に過激に波状的に大規模にサイバー攻撃を行う事が可能になったらしい。


今回の一連の事態は、世界各国(とりわけ日本国)のサイバー空間は深刻な迄の危機状態にある、、、とフィナンシャルタイムズは警鐘を


難儀な事だが、サイバーセキュリティの一番脆弱な箇所を攻めてくるし、何処が一番脆弱かもAI君が探してくれる便利な世の中。

サプライチェーンは脆弱な部分が一箇所でも切れれば全体に影響を及ぼす。

まさかスーパーマーケットが標的になるとは思いもよらなかったが、生きる事は食う事だから、標的選びもなかなか狡猾だ。


サイバーセキュリティ担当大臣が何を言おうと対策は限定的。自分の身(個人も法人も)は自分で守るしかないが、自分だけを守り切っても、愚かな隣人のせいで被害を被る。

AWSに依存していればかなり安心は出来るので、腕に自信がないなら、さっさとアマゾンの軍門に降る方が世のため人のため。


政府ができる事は、、、、


情報漏洩や不正取得への処罰強化(あまり効果は??)

サイバーセキュリティ対策費用への税額還付支援


くらいか



注記)

タイムズカーの情報漏洩は、あまりにも杜撰で被害も深刻で俄かに信じ難い。

通常の個人情報漏洩はともかく、免許証と学生証情報(個人写真付き)が160万件以上窃取された。こんだけの情報があれば悪い事はやり放題。


20年前のフレームワークを大事に使っていたって

使い物にならないアプリケーションを温存していたって

顧客から収集した個人情報を無意味に保管していたって


弁解の余地はなく、謝罪金は(通常の500円ではすまない)多分二桁増えてもおかしくない。

集団訴訟を準備中らしいが、本当に訴訟となればタイムズカー社は下手すれば自己破産だ。

こんなていたらくな企業はさっさと退場するのが、資本主義の健全な新陳代謝であるから、まったく同情はしない。





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