2014年6月25日水曜日

足し算の力学、引き算の美学

足し算の力学、引き算の美学


渋谷の西外れあたりに、池尻大橋という駅がある。
浅学菲才にも、池尻と言う名前の大きい橋に由来すると思い込んでいた。
どうも、池尻と大橋と言う二つの地名の単純足し算らしい。

かつては、

 
国立=国分寺+立川
大田=大森+蒲田

 
と言うような引き算方式だったし、経国済民から、経済という造語も出来た。

どうも漢字力の低下に起因するようだ。
クイズ紛いな漢字検定の勉強では、本来の漢字力は身につかない。
やはり、四書五経の原典に立ち帰る必要がある。
面倒臭いもんで安易にカタカナに流れるのが、小役人の発想。
システム技術者も同病なので、批判できる立場でもない。
しかし、安直な足し算だって、それなりにましな場合もないではない。

 
 
喜連瓜破
四天王寺夕陽ケ丘

 
 
これはこれで、美しい。






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