2014年6月23日月曜日
重ねて・・・カップル
麒麟
鳳凰
饕餮 ・・・・
さあ、共通項はなんだ?
言わずと知れた・・・手書きじゃかけない漢字(笑)
・・・ということではなく
雄雌とかのように対で霊獣(あるいは凶獣)を表記しているってことです。
霊獣といえば、あとは亀と龍なんですが、これらには雌雄の区別がないらしい。
もしかしたら「両性具有生物」なんでしょうか?
カメもタツも外見的には「爬虫類」で変温動物です。
だからといって、哺乳類や鳥類より下等ってことでもなく、
同じ「動物界の脊索動物門の顎口上綱」に所属する・・ほとんど意味不明のママ引用・・(苦笑)
まあそんなことはどうでもいいんですが、
対で例えた場合に・・・どうして「龍虎」なのかってことがよくわからないって話題。
今や、ラーメン屋さんに多い屋号ってところまで落ちぶれましたが、
そもそもは、技量卓越な実力伯仲の両雄を例えていう慣用表現です。
しかし、方や伝説上の席次の高い霊獣とそこいらあたりの野獣。
ワールドシリーズで四たてをくらったり、万年最下位な「トラ」に
ツロクさせるのは・・・いささか貫目不足で、龍様に失礼ってもんです。
百獣の王と言えば、獅子(唐獅子)
これも霊獣の一つです。
だから、百獣と百花の頂点を並べて、唐獅子牡丹・・・ってことで座りがいい。
一方で、虎には竹(・・・だそうです)
歳寒三友の一つで、松竹梅と言い換えてもいいのですが、
清浄感のあるすっきりとした植物で、イメージとしては悪くない。
しかし、松と梅とどっちが上座か知りませんが、竹はどうもトップではない。
どうして「龍獅子」っていわないのか??
吉祥図案にはあるのですが・・・・よくわかりません。
そこで、ある「仮説」・・・
青龍と白虎の対
そうです・・・春秋優劣論っていう古典的な問いかけに端を発する対表現なんです。
亀雀の対句(玄武と朱雀)でもいいのですが、冬と夏の比較ってねえ・・・
それに落語家の名前風で、可笑しみはあっても迫力感がないでしょう。
もうちょっと言えば、
ホワイトライオンとホワイトタイガーは、どちらも白の毛皮ですが
似て非なるものがある。
ホワイトタイガー(白に黒縞)は、希少種で「霊物的」とされます
が、ホワイトライオンは、シロクマくんなみの存在で、いまでこそ珍しいとされますが、
氷河期では当たり前。
白が保護色だった時代なのです。
ここまで、衒学的思索を突き詰めると、積年の疑念が氷解するってもんです
で、なにか役立つかって・・・(苦笑)
そんなことを思い浮かべるようだと、コペルニクス的な成長も発展もない。
文化とは不合理なものですが、
凝縮し純化させると「不用の用」だか「無用の用」を育むものだ。
本来的に「学」は文化であって、文明ではない。
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