2014年6月4日水曜日

ゴッドファーザー



弥三郎 → 弥次郎 → 弥太郎 → 久弥 → 小弥太


歴史に詳しいと、三菱岩崎家の系譜とすぐに分かるでしょう。
みなさん「弥」の一字を代々受け継いでいます。
平家は「盛」、源氏は「義」というのは有名だし、徳川は「家」かな。


ところで、宮家では「仁」です。
皇太子は、徳仁
その弟さんは、「文仁」、そのお子様は「悠仁」

儒教での最高クラスの徳目は「仁」だとされます。
他方、倭国では「和」ですね。
さすればどうして・・・という疑問はさておき・・
多分、お立場上「おもいやる」ということが一番大切だとお考えだと思います。
臣下の立場が考えることが「和」・・かな。


悠久の血脈相承の証として「一字拝領」というのは目に見えて分かりやすい。
変に奇をてらうとろくなことがない

後鳥羽(尊成):承久の変
後醍醐(尊治):南北朝
 
その他にあと6名ばかり「仁」ではないお名前のかたがおいでになるそうですが、
みなさんご不幸な陛下ばかりだった。
吉野の山奥に逼塞、異郷の地に島流し・・・と丸谷才一さんが言っておられます。



まあ、少年(少女)時代から始まる自分史において、名前の呪術性による
抗しがたい自分の進路(運命)ってなものがあるのかもしれません。


まあ、親は、万感の思いを込めて、良かれとおもって、命名を行うわけであり、
いかに親の権威が地に落ちようとも、この最後・最高の権威は変わらない。
常用漢字の範囲で命名ができ、その範囲であれば、どのような読み方も勝手
という:これは不合理・・だと思うのですがね・・・

例えば

・悪魔(さすが、戸籍吏は、その見識において拒絶しました)
・死人(しにひと・・・多分拒絶でしょう)


ちなみに我が家は

◯右衛門 ◯左衛門 ◯楠 正◯ ◯幸 ◻︎◻︎ ・・・と脈絡もなく繋がります。

まあ、草莽の一族ですから、この程度だということでしょう。
でも、自分の名前は結構気に入ってます(嫌ってもしょうがないし・・笑)
しかし、他人さまにご説明申し上げる際には、結構汗かきますよ。


東大光クラブの、山崎・・・・     (知らない人の方が多いなあ)
ウルトラセブンの、森次・・・     (当時は、この芸名じゃなかったなあ)
宝塚の上月・・に画家の藤田・・    (これで岩波には通じた!さすがです)
水戸黄門の西村・・に太政大臣の藤原・・(N経新聞はダメでした!でも相手が広告部です)

最近だと、
どっかの大学の学長さんかな?村田〇〇     (お江戸では認知度なしだろうなあ)


実は・・・汗かきながら楽しんでます(大笑)









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