ノアの洪水伝説とはこういう解釈なのか。
旧約聖書なんて、ここしばらく読んだこともなく、記憶も薄らいでいる。
アダムの子供って三人だったっけ?
アベルはカインに殴り殺され、人類は兄弟殺しの末裔と思っていたが、
名前も定かでない善良な三男の子孫もいたらしい。
悪な部分はカインの系統で、三男の方は善なる部分。
当然、ノアは三男の家系だそうです。
悪が満ち満ちた地球の除染のための使命を、神はノア一族に託すのですが、
それは、人類の絶滅。
理不尽なのですが・・・「神がそれを望んでおられる。」
この美しい地球は、人類がいる限り担保されないって、一旦の真理。
神とは、エコ原理主義者でもあるのです。
そして、その神の代理人気取りの運動家もあまた・・・
ノアが、使命をはたせば、食物連鎖の頂点に位置するのが何かは
存じませんが、使命に違背したもので、人類は生きながらえている。
思えば、七万年位前に、スマトラのなんちゃら火山の大噴火で、平均気温が五度ばかり低下。厳しい環境が
ヒトザルの数を一万人程度の絶滅危惧種状態に追い込んだ。生存のための葛藤や闘争はそれなりにあったのでしょうが、環境破壊なる概念もなく、自然との共生の時代。
社会矛盾は、人口に比例する。この地球サイズに七十億人は過剰だ。みんなが健康で文化的な人生をおくるためには、どれだけのカロリーとエネルギーが必要なのか?
大胆に言えば、完全リサイクルが可能な倭国の人口は、江戸期の四千万人程度?衣食足りて礼節を知る社会とはそういうものだ。
ヒトザルの無垢の心に歪みが生じたのかどうかは知りませんが、
最近は聖書もの映画は流行りません。
十誡
十戒
天地創造
要するに、SFX向きのスペクタクルです。
創世記自体見せ場は数多ですが、大洪水だけで二時間強もたすのは相当にしんどい。
ヒネリを入れてのミステリー仕立ても如何なものか。
興収のトップを驀進しているそうですが、わざわざ足を運ぶまでのことはない。反エコ映画風解釈も、気をてらいすぎ(笑)
近日公開で、とるものもとりあえず・・・は、この映画だけ(笑)
http://girls-und-panzer.jp
0 件のコメント:
コメントを投稿