2014年11月15日土曜日

腕が悪くともなんとかなるのが・・・・

力をも入れずして天地を動かし
目に見えぬ鬼神をもあはれと思はせ
男女のなかをもやはらげ
猛きもののふの心をもなぐさむるは・・・・・

詩じゃないですよ。
本能に根ざした五感をくすぐる・・・・そうです。食!

綺麗事は、所詮その程度。最後は食欲、性欲・・・あとは忘れました(笑)


フランス人とインド人
ある意味で最悪の組み合わせ
プライドの高さからくる傲慢さと思弁性の高さに起因する理屈の多さ。
どうみても相性が悪げ。
南仏蘭西の田舎町
ミシュラン星一つのフレンチの前に開店したインド移民経営のインド料理店
葛藤が起きないはずがなく、その葛藤がドラマを呼ぶ。

監督は、スウェーデン人のハムストレム。
傑作はないが、ホンワカした佳作ぞろい
もっともHACHIなんて愚作もあります。

ヒロインは、デイムヘレンミレン。亡命ロシア貴族末裔なもんで、
ちょっとギスギスした英国婦人らしからぬ雰囲気がだせる。
対するインド人俳優陣・・・全く知らないメンツばかりですが、
達者な演技人揃い。

お料理映画は得ですよ。
少々出来栄えが不味くとも、美味しげな料理が登場するだけで
失点が回復できる。
今回は、文化摩擦めいたことをトッピングに美味くまとめてます。


おまけは・・・・お料理映画傑作選

バベットの晩餐会
最後の晩餐(73年版)
かもめ食堂・・・・・これは個人的な想い入れだけ


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