2015年11月29日日曜日
シンギュラリティの世界って何?
今日(11月24日)は、エチオピア北部で人類最古の化石人骨が「発見」された日
グーグルのロゴも、それを記念して二本足で歩行する生き物のアニメに変わりました。
そうです。ルーシーの発見です。
多少誤解を生む表現ですが、サルからヒトザルへの「シンギュラリティ」の黎明です。
ICT技術者って、お得意の三文字熟語で、過去から世間を誑かしてきましたが、
最近は多少知恵がついて・・・(苦笑)
このような単語を使うようになりました。
当事者以外には意味不明な三文字熟語よりもましとは思いますが、なんとなくイメージ先行です。
要するに、ヒトザルの社会(生活)がテクノロジーの急速な変化による甚大な変貌を遂げるって
意味合いで使われます。あえて倭語にすれば「技術的特異点」って言うようです。
具体的には「人工知能(AI)」なんかですが、これって、SF的で嘘っぽいイメージですが、
シンギュラリティと言えば、なんとなく神秘的なんですが、ありがたそう・・・(笑)
嬉しい事に、ICT関連のお仕事では、上流工程以外のお仕事(プログラミング以下の
下流工程・・保守運用)は、すべて肩代わりしてくれるそうです。
ICTの管理者の悩みの種は自分の視野に入りにくいこのような分野でのアクシデント。
情報通信システムには初期不良やバグ(瑕疵)は付き物っていうような弁明を
しなくて済むし、詰まるところ「製品品質の劇的向上」なのです。
そうは言うものの「過度の期待と言いようのない脅威(不安)が一杯」というのが
現実の姿。
シネマの世界では、ヒトザル滅亡のエレメントは
エイリアンの来襲
隕石との激突
パンデミック
そして・・・AIによる人類の支配
人は可能なことのみ空想するという命題が正しいのであれば、
最初の3つは、実例がありそうだし、最後だって「ありうる」ってことになる。
ターミネーターやマトリックスの世界を希求するヒトザルはいないだろうが・・・・
少なくとも、すでに実現しているシンギュラリティもある。
MRIなんかの画像診断(医療)
タクシーの配車(乗客のいそうな場所を指示してくれる)
法律家に対する訴訟戦略サービス(判例の傾向分析)
融資先のリスク判定(AIによる与信判断)
医療分野での成果は・・・専門外なので論評しません
売上抜群のタクシー運転手の行動プロセスを見るに・・・これはありげで「uberX」って
サービスがNYで成功を収めています。
最後の二つは・・・どうもねえ(苦笑)
はっきり言えば、懐疑的なのですよ
某氏曰く・・・シンギュラリティの世界でも絶対に残るには
クリエイティビティ
マネージメント
ホスピタリティ ・・・らしい。
相手の気持に寄り添った創造的なお仕事を管理できれば、いついかなる場合でも失業しないって
ことなんですねえ(これって、AI以前の話ですが・・・)
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