2015年11月4日水曜日

確か今日ですよねえ・・・・




もう記憶の彼方なんですが、NTTの上場時の「狂乱」の再来を期待する向きもあり、
とりあえずは、相場の足を引っ張ることはないというのがおおかたの見方だそうです。

しかし、あの時は「値上がり期待」で確かにそのような上値が上値を呼ぶような
こともありましたが、JPの場合は、古典的な金融事業・保険事業に加えて
どうみても衰退系な郵便事業・・・
海外展開なんていうは安く・・・成長のシナリオって難しい。
ドラスティックな事業の選択と集中も、縛りがきつくって簡単には行きそうもありません。
あの「iモード革命」はちょっとありえない。
PBR的には割安に価格設定をし、高配当(3%程度は期待できそうです)志向。
定期貯金からの大量の資金移動なんでしょうか?

なんとも食指が動きません。
そもそもが、内需銘柄で資産の中身の多くは日本国債ということであれば、金利敏感株。
かつての電力株のように「資産株」として安心して長期保有・・・といいたいが、
これまた裏切られた歴史がある。

所詮はリスク資産(そもそもリスクのない資産ってあるわけがないが・・)
ポートフォリオ的に多少はもってもいいが、おもしろくもなんともない。



そんなこともさることながら、配当金等への支払調書には「個人番号」が早晩必須になります。
どの程度の個人株主数になるのかしりませんが、ざっと百万人とも・・・
源泉徴収票に表示する必要上、社員に対して扶養家族もふくめて、個人番号を提出せよって
言われれば、今までの流れの中で面倒でも提出するでしょうが、
個人株主が、ホイホイ提供しますかねえ?
有り体に言えば社員と違い、株主は「欲目」で付き合っているだけ。
面倒なことを言うならば、株なんか売り飛ばすって騒ぐ輩も絶対にいる。
個人番号が提出されないと配当金は支払いません・・とは言えない。

配当はしません!株価で株主に貢献します・・・って株でないことは記述の通り。
直接上場企業が個人番号を収集するはずがなく、証券代行業務の一環で信託系金融機関が
やるんでしょうが、大変ですねえ。同情します。
収集したあとのセキュリティ管理なんか子供の遊びに思えてきます。
上場時期を間違えましたんじゃないでしょうか
公募申し込みの際には個人番号必須という制度だったらよかったのにねえ(笑)



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