2017年5月3日水曜日
大向こうを唸らせる!
よく分からない話です。
名古屋山口組のトップに、神戸山口組の組員が色紙を持ってサインを強請ったから、
神戸山口組が分裂し、任侠団体山口組があたらにできるんだって・・・
組織に烏合離散は付き物で、ゲゼルシャフトが崩壊するときは、金銭闘争か権力闘争と決まっています。
どうせ、ポストのえこひいきなり上納金が高いとか・・・まあそんな下種な話でしょう。
名古屋による内部撹乱の陰謀かと思いましたが、そんな高度なアートではなかった。
くだらんことに興味を持つのは「正確な発言内容」が知りたいから・・・
あちこち探していますが、原音が見つかりません。
古来「大向こう」にはちゃんとしたルールが有りますって浮世離れした理由が切り口。
タイミングと言い方
歌舞伎だと「屋号」ですが、屋号でなければならないって事でもなく、TPOで決まる。
例を挙げれば・・・・
松嶋屋!って言えば、仁左衛門様のこと。
しかし、仮にも十三代目に対してならば(人間国宝ですから)敬意を込めて、大松嶋!と言うのが礼儀だし、
お子息の孝夫さん(十五代目)だと、若松嶋!というとオシャレだ。
ところで、片岡家一門がズラリと舞台に勢揃いすれば・・・例に相応しいのが、青砥稿花紅彩画の稲瀬川勢揃いの場
洒落ずに言えば、白浪五人男の揃い踏み
決まってます・・・十五代目!
という事ですが、一体チンピラどもはどういう掛け声をしたんでしょうかねえ?
高杉晋作は、石清水八幡宮に参詣する家茂に「よお!征夷大将軍」と掛け声をかけたらしいが、
単に「サインください!」ですかねえ?芸のない(笑)
敵対する組織のトップですから、司忍!と呼び捨てたか?これはいささか非礼。
やっぱり、六代目!でしょうか。
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