2019年6月1日土曜日

白・黄・紅



キツイ酒は蒸留である。
蒸留と醸造で優劣があるわけではない。
文明の進化があると低アルコール度の酒が好まれる。
しかし酒を水で割るとはなあ...貧乏してもそんな真似はしたくない。
基本かつての煙草のチョイスもそうだったが、
純分あたり単価で酒を選ぶ。
貧乏症というかコスト意識の高さかは見解次第。


かの大国の国酒は、白酒であり。
茅台酒が至高とされる。
しかし、50度を超えるとさすがにしんどい。
周恩来は風邪薬に愛飲したらしいから医酒同源である。

黄酒とは醸造酒である。
昨今は、品質も良くなり紅酒(ワイン)が好まれるそうな。
要するに低アルコール飲料である。
メイドインチャイナのワインなんか...と思うのは偏見と無知
かつてナパワインがフランスワインを凌駕した様は「パリスの審判」に
詳しい。
広大な領土のこと、ワイナリーに適した場所は
いくらでもある。
気候変動を予期してフランスのシャトーが英国に拠点確保している
ことは周知の事実だし、チャイナに目を付ける可能性もないではない。
後はプロによる管理と指導をビシバシやれば...



魯迅と紹興酒


なんか含蓄深い中国酒文化論でも味わえるかと
読み始めたが、たわいない呑んだくれ酒エッセイだった。
収穫は...

浙江省紹興市の名産は紹興酒と知識人である。
魯迅は紹興出身である。
魯迅もけっこういけるクチだった。

つまり...知酒同源だということ

0 件のコメント:

コメントを投稿