2019年6月22日土曜日
さよなら...健保
半世紀あまりお世話になった健康保険組合制度から離脱することになった。
正確には、任意継続期間満了による強制離脱である。
これからは、問題山積な国民健康保険のお世話になる事になる。
今までは企業内組合保険ですから、ワガママ融通無碍にやってきたが、
これからは無理みたい。
市町村国保ですから、一物一価ではなく、安くする技はさまざま
なんちゃって市町村毎支払い保険料ランキングの乖離は倍ほどある。
かと言って保険料の安い市町村に移住なんて論外。
健保組合と違って会社負担も無くなりましたし、
高額化はやむをえないが...
市町村国保の保険料の算式を見れば、
世帯割り
均等割り
所得割り
の合算値ですから、テクニカルなやり方は直ぐにおもいつくし
法人を活用して協会けんぽに潜り込んでもいい。
しかし、どれをやっても反作用があり、
全体最適になるかどうかはなんともいえない。
社会福祉制度の複雑怪奇なことは年金だけではない。
制度全般が、簡素・公平・中立 かどうか疑わしく思えてきたし
百年安心なんてファンタジー
年金制度が、賦課方式でなく積立方式にすべきならば、
保険制度もまたしかり。
健康で文化的な生活を全国民(日本国籍だけ)的に
享受せしめる事は憲法の要請でもあり、
所得制限付きのベイシックインカムの制度導入となったとしても
アタマから反対はしない。
一方で、少数の高額治療を皆んなの保険料で賄うことの
合理性には疑念がある。
保険診療の多くが、合理性よりも製薬会社と医療界の
算術で決まっているのではないか?って疑問が消えないのですよ。
口以外どこも悪くないから、
アタシの支払い保険料は、アタシ以外の多くの人工透析患者さまの
延命に手を貸してきたことだろう。
これ以上は言わない
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