2019年6月2日日曜日

悪女と悪妻





悪女の定義は簡単です。

オトコと遊んでる芝居ができる
月夜には素直になる
うなじにオンナの買わないコロンを付ける
夜明けの一番電車に裸足で乗って泣く

まあ内実は可愛いオンナだと言うことですよ。
しかし、悪妻は諸悪の根源
オトコの一生が台無しになる...のだが

世界三大悪妻なる存在がある。
実のところかなり疑わしい。
悪妻の定義は様々だが、まずもって夫が偉大でなければならない。

ソクラテス
モーツァルト
トルストイ

しかし、彼らは偉大と言われて以降結婚したわけではない。
結婚して...内助の功は知らないが、偉くなった。
悪妻と結婚すると偉大になれる。
夫を偉大にするオンナが悪妻なのか?


クサンティッペが悪妻だとソクラテスと言った事実は
確認出来ない。
弟子や友人の伝聞記述に過ぎない。

コンスタンツェは、やりくり上手ではなかったようだが、
そもそもアマデウスが浪費家
アマデウスはぞっこん愛していました。

ソフィアは悪妻と断定的に言われる。
なんせ、死ぬ間際にトルストイに会いたくない!って
言われたし...
晩年のトルストイは、財産管理的には禁治産状態であり、
ソフィアが成人後見人
金銭を巡って相当なバトルがあったらしく、
それだけで悪妻と決めつけるのは...


ややもすると、偉人の崇拝者はその家族には
辛辣で批判的
でも不思議なんですが、秀吉寧々の批判者は居ない。
良妻の鑑だって!
とんでもないっていうか...

寧々さまは、女系豊臣系の存続をねがい、
男系...つまり淀君系豊臣家を認めなかった!
タネより腹
オンナは恐ろしい。
まあ解らなくはない。
愛し合った二人の末裔以外の豊臣家はいらない!
むしろ滅ぼしてやる

寧々さまこそ...究極の悪妻。

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