2019年11月16日土曜日

企業努力に課税する愚





軽減税率が始まって一ヶ月が経過
アホたらしいポイント還元制度効果なのか、
軽減品目認定の忖度かはさておき、怨嗟の声が巷に満ち満ちない...
のは、体制順応性の高い倭人だからわかりきったこと。
しかしながら、言うべきことは言わないと...


まず「アホたらしい」の意味
一過性の政策対応の為に、システムリソースを無駄に費消し
IT技術者は士農工商以下だと未だに思っている。
だっから有意差のある開発に資源配分が出来ない。

発泡酒課税税制もしかりなんですが、
麦芽を減らしても麦酒なみの味わいを提供するために
開発技術者は並大抵でない苦労をしたはずだ。
動機はあまり感心しないことはさておき、
その努力に税負担とは技術立国の看板が泣く。

たいした工夫でもないかも知れないが、コンビニカフェとイートインの
システムもしかり。
さほど美味しい珈琲でももないが、イートインと相まって
捨てがたい魅力がある。
しかし、イートイン課税2%を負担すれば、魅力は吹っ飛びます。
イートインコーナーの設営費用は、多分店舗負担だろうが
酷い話だ。
アタシの見る限り、コーナーは閑散としている。
テイクアウトのつもりで、気が変わりイートインはありとはいえ
なんとも気乗りがしない。
これもある意味、営業努力課税である。


一物二価なんて課税原則に反します。
外食も含めヒトザルの口にはいるもの須く8%の方が
まだまし。
本当は軽減税率なんかないのが簡素公平なんですがね。


苛政は虎より惨し...なる成句
税金の取立のひどさを意味しますが、
これでも暴動が起きないのが不思議。
まあ、民草の大半はロクに所得税払っていないだから
苛政の意味を知らないんだろう。

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