2019年11月2日土曜日

ユニバーサルな邪悪なシンボル....




紋章学的には、スワスティカというらしい。
太陽をモチーフとする吉祥であり、仏教に限らず多くの宗教で使われてきた。
キリスト教では、変型の十字架である。
左卍と右卍があるが、仏教で使われるのは左卍(漢字学的にはいろんな意見があります)
右卍は、鉤十字(ハーケンクロイツ)であり、まったく別物なんだが、
そうはおもってもらえず、無用の誤解を生んでいる。
確か、少林寺拳法は左卍のシンボルマークを変えざるを得なくなった。
ひとえに西洋諸国での練習生獲得という経済的理由であろうが、
背に腹は変えられるないとはいうものの、ある種の堕落怯懦である。

三人市に虎をなすというが、卍はナチスの手で創案された
「ユニバーサルな邪悪なシンボル」と言う刷り込みを
ユダヤのカネの力で繰り返し繰り返し行なっていれば、
サギは黒くなりカラスだって白くなる。
三千年近い吉祥の伝承が、わずか十年余りの悪行と
数十年の歪曲された喧伝により、まっとうな宗教文化遺産が土崩瓦解しつつある。

ナチスの鉤十字とは「赤枠に白地に黒の鉤十字」で構成され、
鉤十字だけ取り出して云々ではないとおもいますよ。


とまあ...長いマクラはさておき、旭日旗のおはなし。
RWCのテレビ観戦をくまなく観たわけではないが、
あれこれ知りえた範囲でいえば、アリーナで旭日旗を
振り回すチンピラは見かけなかった。
逆に、旭日旗をあしらったTシャツや鉢巻きのトツクニビトが
目についた。
桜戦士の応援というわけでもなく、
スタイルとして気に入ったということだろう。
輝く太陽をモチーフとすれば、世界的にああいうフォルムにしかならない。
それをハーケンクロイツと同等視するのは、
左卍への誤解に共通する。
もう少し丁寧に説明すれば、旭日旗にはなんらの罪もなく
それを振り回す知力なさげな罵詈雑言をわめくしか能のない
連中が貶めているだけの事でしかない。
聞くに耐えない憎悪だけの非論理な罵声と旭日旗が否応なしに
結び付けられれば、悪意の象徴にしかならないのもまた当然。
刃物でなくても⚪️チ⚪️イにもたす道具には気をつけませんと...


RWCのアリーナに旭日旗が乱舞しなかったのはある意味で
当たり前。
そもそも野蛮だが紳士のスポーツには、
野蛮人は観戦に来ない。
観戦にきたくとも高額なチケットが買えないのかも...

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