2014年10月15日水曜日

事は情緒的あるいはヘイト的に解決は難しい。


ちょっと難儀みたいです。
密漁は犯罪なのですが、刑法上の窃盗に該当しないらしい。
水産資源はモノですが、所有権や物件が認められない・・・金魚鉢の出目金を盗めば窃盗なのに・・・
よって、刑法の付加刑である没収も出来ない。

外国人の密漁を規制する法律やら条約はあるが、一定の担保金を供出すれば、
犯罪組成物件、共用物件、産出物件、対価物件の全てを返還しないといけないのだとか・・・
これは排他的経済水域の場合で、領海内だと何とか法で、懲役、罰金、没収もできる。
しかし、最高でも懲役三年。窃盗罪だと十年ですよ。
手ぬるいですねえ。
別に中国人だからって厳罰ってことではなく、
農作物のように場所に固定しておれば厳罰、そうでないと微罪というバランス感覚がどうなのかって事です。


今後・・・いまでもそうですが貴重な水産資源をどう守るか・・・
いまや情緒的に世界自然遺産保護なんてことじゃなくて、生存をかけた闘争が始まりつつあるなか、
管理監視強化は焦眉の急でしょう。
組織的な密漁の陰にはマフィアがいるに違いない。
巨悪を震え上がらせるような施策が必要です。


ペイトリオッツを撃ち込んで一網打尽ってわけにもいかない。
現行法だと、戦争行為に該当します。
密漁監視法のような新法で投網をかけて締め上げないと、
現行法だけだといくら海上保安庁や水産庁が頑張っても効果は限定的と思うに至りました。
まあ、それまでは、監視強化です・・・・

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