2014年10月30日木曜日
ウィキペディアの虚妄(?)・・・・・特別付録編
このネット百科事典は一応の信頼性があり、バカ学生の論文作成の虎の巻であり、
教育現場では、句読点まで違わぬ同質のレポートが氾濫するらしい。
しかしながらである。
何事においても疑り深い蝸牛庵は、一見公平・公明・中立そうであるほど
真実から縁遠い悪しき「刷り込み」が行われているに違いないと思っています。
さて「マクドナルド」なる、世界的なジャンクフードチェーン店
ウィキペディアでは、微に入り細に入り論述していますが・・・
どうも、肝心の「不都合な真実」は伏せられているように思えます。
ハルバースタムの「フィフテリーズ」
いわゆるデイケイド(十年史)の一つです。
オンリー・イエスタデイ (1920年台)
シンス・イエスタデイ ( 30 )
フィフテリーズ ( 50 )
ベスト・アンド・ブライテスト( 60 )
知名度には差異はあっても、それぞれに面白い。
50年台は、パスクアメリカーナの時代ですが、その背景は、経済力であり
アメリカンビジネスモデルは、フォードの生産管理システムの多岐多様の応用の成功にある。
標準化、均一化、画一化、定型化・・・・
実のところ、マクドナルドも、
創業時は、雑多な食材を提供するダイナーだった。
創業者兄弟は、ビジネスモデルの変換に大成功し、今のマックスタイルを作り上げた。
全国展開や世界展開の野望はなく、西海岸で慎ましく嬉しそうな客の顔だけを見ていればよかった
という程度のお店だった。
それに目をつけて、経営権を買い取ったのは、全くの別人。
相当な対価とも思えますが、その後の規模の拡大を思えば、タダ同然。
そういう風な歴史は、ちゃんとウィキペディアに書いてますし、
ジャンクフードだとの批判にも多少は言及しています。
しかし、ハルバースタムのかのデイケイドによれば、創業者兄弟は・・・
低脂肪分のビーフしか使用しない
食品添加物は使用しない
氏素性の明らかな素材しか使わない
あとなんとか(・・・忘れたので略)
という、外食産業にとって耳の痛いことを愚直に守り、ビジネスをやっていたらしい。
信じがたいことですが、創業当時のマックバーガーとは「健康食品」だったのです!
事実かどうか裏を取るすべはなく、当然にウィキペディアには、そういう記述はない。
漏れ聞く噂では、ウィキペディアの記述については、利害関係者は、中立の装いながら
ギリギリの表現で、許容範囲の批判的言辞を記述しつつも、決定的に「耳に痛いこと」は書かないって
いうことが横行しているそうな・・・
多分(・・正しいと思うのですが)この事例をみればそうだろうと確信を持った次第。
・・・・以下略
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