2014年10月19日日曜日

オンナだって辛いのよ(笑)

ズットナー
ブリクセン
ウンセット
ラーゲルリーブ
ヒュルスホフ


彼女たちの共通項がおわかりになれば、脱帽(笑)
蝸牛庵は、誰一人知りませんでした。
もっとも、ブリクセンは、
ディネーセンのペンネームを使っていたと言われれば、微かに記憶がある。
ヒントは・・・このグループに樋口一葉も入るのです。
レディーMURASAKIも入れてもいいと思うのですが、いささか
扱いがちがうらしい。


国民(文学)作家という概念がある。概念と言えば大仰であるが、その時代精神を具現した国民的に人気があり、敬愛される文学者。
例えば・・・・

司馬遼太郎
山岡荘八
吉川英治
夏目漱石

今や、山岡なんか誰も読まないか。
大作「徳川家康」は、経営者座右の書とまで言われ、耐える経営を具現するも、
カジノ資本主義ともなればだるくって(笑)
それに引き換え、吉川の「宮本武蔵」以上の武蔵は現れようがなく、
また、尊氏再評価の功績もあり、国民作家の名を穢さない。
司馬は、批判を許さないようなカリスマになり、ちょっとどうかと思うが、
肯定的日本史観を押し広めたところは国民作家たる所以。
漱石は、駄弁を必要としない。

司馬に続く国民作家は・・・?

ハルキ・・・・まさかねえ(爆笑)

まあ、評価なるものは、歴史の審判であり、時間がかかる。
吉川や司馬も真の意味で国民作家かどうかの判断は早すぎる。
漱石だけは当確!
だから、お札に登場する文化人になれるのです。

冒頭の設問の解答はそういうことです。
しからば、樋口一葉は国民作家か?
まさかねえ・・・
女性枠ってことだけで重用されたのでしょう。

女性枠があることが悪いってことでもないし、ある種の社会的コストって思ってますが、世の中、贔屓の横倒しなるものもあります。
枠は用意しますが、以後はハンディキャップなし。

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