1901年にノーベル文学賞の受賞が始まった。
百年余りで、百人内外の受賞者がいると思うのだが、数えるもの面倒
とりあえず「知っている作家・・・読んでいるとは限りません」を数えるに・・・
36人
この文学老人ですら3分の2は知らない(つまりは知識の大伽藍もたいしたことがない)
更に代表作程度は読んだか・・・となれば半分くらいかしら(苦笑)
文学者たるもの、オカネと名声のために作品を書いているわけではなかろうが、
どっちも邪魔にならない。
欲しがる気持ちは、わからんでもないし、読者ファンが発表を固唾を呑んで・・・
ところで・・・
サンテグジュペリ
ベルトルト・ブレヒト
J・D・サリンジャー
トルーマン・カポーティ
スコット・フィッツジェラルド
共通点は・・・?
20世紀を代表する重要な作家で、世界的にも高名ですが、ノーベル賞には無縁です。
更に・・・
マルセル・プルースト
ジェームス・ジョイス
フランツ・カフカ
彼らなくして20世紀文学はありえないほどの超重要な作家たち
これまた・・・ノーベル文学賞の選考委員たちの眼は節穴なのでしょうか
オスカー賞がそうであるように、この文学賞もその程度だと突き放す方がいい。
落選したっと落胆してばかりだと精神衛生上よろしくない。
蝸牛庵的には、受賞作家の中で無人島に持って行きたいと思うのは・・・
トーマス・マン
ギュンター・グラス
G・G=マルケス
だけです。
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