2015年1月3日土曜日

モニカのためのワルツ

もうはまだ
まだはもう

正否は個人の人生観。
東洋的な清貧ならば、後者。
我足るを知るとか、・・・・寝て一畳、天下人でも二合半なんちゃって^ ^
しかし、最近のグリードな資本主義社会には馴染まない。


モニカは、片田舎のシングマザー。
電話交換手をしながらも、ジャズで有名になる夢って言うか野望の持ち主。
典型的な前者の性格です。
モニカの父親も、ミュージシャンだったが、性格が後者だからかどうかはわからないが、大成はしなかった。

お前は昔から一番高い木のてっぺん迄登りたがった。
何度も大怪我をしたのに学ばない!

父親の苦言に関わらず、紆余曲折、浮き沈みを繰り返しながら、大切なものを失いながらも高みに登ってゆく。

NYでの小さなホールで音楽界のオリンポスの神々を集めてのライブ。
バックはあのビルエヴァンストリオ。
お客には・・・アームストロング、ベイヴィス。
それにかつて

・・・英語の歌詞をなぞるだけじゃ音楽じゃない。
ホリディはこころでこの曲を歌ったの!と罵倒したフィシュジェラルド等々。

モニカはスエーデン語で歌いだすのです。

Waltz for Debby

このライブは前人気が高く、母国でもオンエアーされた。
その夜、父親から電話が・・・・

一番高い場所からの風景を見せてくれて有り難う・・・・涙


別に涙もろくなった老い先短い蝸牛庵だからじゃないですよ
ここまで読んでいただきジーンとこないのは、筆力の問題(笑)
上映終了まであとわずか。
興味があればお早めに・・・・・



史実とは相当に違うようですが、英語でなくともジャズは歌えることを証明した先駆者。相当に美人であったことは確かです。
この録音は歴史的名盤だとか・・・・



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