2015年10月19日月曜日
国家あるいは国旗を背負うということ
日本ラグビーは「快挙」だった。
ノーベル賞の受賞も誇らしい。またも文学賞にはずれて落胆の向きもあるが、
これでまた来年も大狂騒ができるではないか(笑)
騒ぎ立てるほどに民度が低いって思われるって思わないのかねえ
毎年当たり前のように受賞しているんだから、少しは成長すればいいのに・・・
さて、多少違和感を覚えるのがラグビー
ナショナルチームの構成要件が多少異なる(いいか悪いかではない)
違和感を覚えるのは・・・単一民族幻想というか虚妄にとりつかれているに過ぎない。
それはノーベル賞の「日本人受賞者の定義」にも現れる。
基本は国籍条項・・・
ここからは、笹川陽平さんのブログを参考にします。
倭国が「活躍」すると嫌悪の念・・・って偏狭な国々ですが、
今回は、ちょっと風向きが悪いのか「黙殺」に近い。
以下は「中国出身」のノーベル賞受賞者リストです。
丁肇中 中国系アメリカ人、1957年物理学賞
李遠哲 台湾生まれのアメリカ人、1986年化学賞
朱棣文 中国系アメリカ人、1997年物理学賞
崔 琦 中国河南省生まれ、アメリカ国籍取得、1998年物理学賞
銭永健 中国系アメリカ人、2008年化学賞
李政道 中国系アメリカ人、1957年物理学賞 (中華民国出身)
楊振寧 中国系アメリカ人、1957年物理学賞 (同 )
高行健 中国江西省生まれ、フランス国籍取得、2000年文学賞
ダライラマ 法王、中国籍、1989年平和賞 (亡命中)
劉暁波 中国吉林省生まれ、中国籍、2010年平和賞 (現在刑務所暮らし)
莫 言 中国山東省生まれ、中国籍、2012年文学賞 (体制側にころんだ)
屠呦呦 中国浙江省生まれ、中国籍、2015年生理学医学賞(在野に近い)
チャイニーズが客家あるいは華僑の伝統で世界中に拡散しており、
むしろ国外でも活躍組が多く、業績も上げている(中国政府の支援の賜物ではない)
ダライラマ法王は、中国籍とは知らなかった。無国籍人じゃなかったのか
本人も中国政府も中国人だとはおもっていないでしょうに
その他どなたも曰く因縁がありげで、国家として胸を張って栄誉を称えるのは
天唾の行為のように思えます。
しかし、逆説的にも言わないと公平ではない。
所謂「倭人以外」で日本国籍を有する受賞者がまだいない。
これが現れてこそ「国家としての科学技術レベル」はホンモノってことである。
日本ラグビーに齟齬感って論調があるうちはまだまだ子供である。
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