事前の「騒動」が多少は影響したかどうかは・・・よく分かりません。
が、それなりに面白い結果だった。
マッドマックスが最多受賞作になった。
主要部門からは軒並み落選の憂き目というものの、様々なテクニカル部門で6個
これはこれで栄誉です。
映画とは、ある種「技術の塊」ですから。
監督賞は、二年連続であのメキシコ人。
作品自体の公開はこれからですから、論評はしませんが、
昔と違って監督の力量よりも、製作者とか様々な技術力等で「映像のチカラ」が決まりますので
主要部門とは言うものの、いささか地位が下がったのか?
一番の話題は、デカプリオのベストアクター賞
無冠の帝王なんて言いすぎですが、演技よりも作品の力量のおかげ。
まあ、いい映画に巡り会えるのも実力のうち。
芸能マスコミ風に言えば「体当たり演技」ってことなんでしょう。
その他の演技賞は、同様に未公開作品ばかりなので略。
助演男優賞は、あのスピルバーク映画(毎度のオスカー狙い映画の意図ありありで敬遠)なので
みてません。
作品賞は予想通り。
メデイアらしくまともな報道をやれば、映画素材にもなり、栄誉に輝く。
NYTは、どうして、このボストンブローブ紙を売り飛ばしたのかねえ?
アメリカンでも、悪貨は良貨を駆逐するらしい。
この「スポットライト」は封切りでみなくっちゃ。
他方、某国の大メデイアは、メデイア自体に映画のセンターを張れるくらいの骨太さがないらしく
ろくなものでもないことが、ここでも証明される。
記者クラブで群れなして騒いでいるだけって・・・(苦笑)
あえてって言えば「誇り高き挑戦」かな(深作欣二の初期の傑作。普通はギャング映画に位置づけられる)
主人公は大新聞ではなく業界紙の記者
いつもサングラスを用いるが、ラストシーンで、真に戦うべき相手の正体をまじろぎもせずに見据えるために
初めて黒のサングラスを取る・・・その先には(あとは自分で見てください。アマゾンプライムにはまだありませんが)
センテンススプリングに記事を売り込むパパラッチでも主役にすれば、
いい作品になると思うがねえ。
他方・・・・別に権力の向こうを張って戦う記者魂ってだけが「新聞記者映画」でもないが・・・・
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