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リトルトウキョウとかリトルイタリーは耳にするが、あそこはチャイナタウンという。
「リトル」の語感には、単に小さいでは無く、見下したようなニュアンスがあるのだろうか?
だとしたら、ここにもアメリカンの過度で説明不能な近親感や信頼感が垣間見える。
さて、チャイナタウンは和語で何と言う。
中華街と言うようでは、豊かであるべき和語感覚に重大な瑕疵があると思われます。
ズバリ・・・・南京町 (笑)
聞くに、戦前は斯様に呼ぶのが普通だったらしい。
中華街なんていい方は、戦後呼称。
エビデンスを探すにも見当たらないので、差し当りは仮説としておく。
ともあれ、呼称としてのまったり感なんかすれば、はるかに南京町が良い。j
気どった俗物性は、今時の爆買いツアーなヒゲた中国人相応であり、
畏怖しつつも親しんだ中華の文物とは無縁である。
久しぶりに仲間たちと「民生」にお邪魔しました。
役員人事なんかが発表されると、サラリーマンの常として、愚痴不満期待達観(笑)
南京町まで足を運び、懐かしい黄色の看板、ビールケースに座った待ち行列のほうが
楽しいのですが、ヒルトンウエストの支店へ・・・
あの民生が、ヒルトンに出店だってぇ(笑)
南京町の店主は、お店が大きくなると、街から出て行くのが常。
長崎や横浜はその地で改築豪壮化する。
理由は知らないが、神戸は、街全体が華人と融和しており、
ことさらコミューンを作る必要がないらしいから、市内のあちこちに出張っていきます。
他人さまの噂なんかよりも、飲み食いの話のほうが楽しい。
阪神っ子ばかりだから、話題もその方面・・・
南京町名物は、民生もそうだが、豚饅頭の「老祥記」
今の若い店主は四代目だとか。
ベンツがサンダル代わりの芦屋マダムが、オートクチュールを身につけ、
我慢強く並ぶこと・・・まあ30分。
冷凍豚饅頭を100個くらい買い求めて行く風景は今も変わらないらしい。
店内でも食べることが出来ますが、圧倒的にテイクアウト。
厳しい軽減税率制度を先取りした商法は、さすがに華僑です。
ところで「ろうしょうき」はもう一軒あるのです。
元町5丁目の老祥紀
一字違いですが、古くに暖簾分けというか協議離婚か喧嘩別れか・・・定かではない
このアーケードも、いまや、三丁目を過ぎれば、シャッター通り。
従い、行列のできない方の豚饅屋さんと言われているらしい。
味の方はと問われれば、
味覚を文章で表現出来るほど傲慢ではないとしておきます。
ペンのチカラの限界、知ってます。
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