2017年1月18日水曜日
チリについて知っている事
家飲み用の廉価ワインにお世話になる以外ほとんど何も知りません(笑)
蛇の様に長細い国土
銅と硝石の生産国
あとは・・・・サンチャゴに雨が降ったこと。
松島界隈・・・・と言えばあの飛田よりもディープなのですが、さらにカルトな映画館が有りまして・・・
はい、まず行かないのですが、大阪はここでしか小屋にかからないし、神戸はいつになるかわからない。
時代が悪かったよね
それに場所も悪いわ・・・意欲と才能のある若者の居場所が軍隊か教会でしかない国というのはなあ
ジュリアンソレルの悲劇はフランスだけのことではない。
しかし、付け焼き刃的にチリ史を紐解けば、結構な抵抗と左翼的な歴史です。
冷戦の最後的決戦の時
米帝の裏庭に2番目のキューバが出来ると困るでしょう。
民主的に歴史上初めて出来た共産主義政権ですが、カストロほどもアジェンデ博士は統治能力がなかった。
CIAの使嗾による軍事的反革命で打倒されたというが、よくある話ですがあれは「自壊」ですよ。
民衆を「裏切った」のは、むしろアジェンデ博士でしょう。
権力を簒奪する事とその権力を安定的に維持することは全く別物って知らなかったのだ。
民衆は裏切られたと思うだろうが、苦い薬こそ民草の栄養になる。
ポピュリズムほどおそろしい依存症はない。
民主的に勝ち取った権力は暴力的に維持強化するのが韓非子以来の治世の要諦(だから左翼政党の微笑み戦術には騙されない!)
チリの赤門医学部出身だけあって、世間知には乏しかったようです。
よくある内ゲバで衰亡していくのです。
人民が暴力的に政権奪取した最初の例がパリコミューンならば、その経緯(興亡)は大佛次郎さんの名著に詳しい。
一方「平和的」な最初の例がチリのアジェンデ政権らしいが、その崩壊の歴史は知らないもので・・・
まあ、三部作は長すぎます。約300分
命懸けで持ち出した撮影映像ですから、出来るだけ見て欲しいって気持ちは忖度しますが、
プロパガンダならそれでもいいが、歴史に残すべき映像芸術なら、泣いて馬謖を斬る強い心を持ちませんとねえ・・・
実際にはその倍くらい見た時間感覚。
とても歴史に残るドキュメンタリー映画とは言えない。
しかしながら、昔懐かしい左翼的言動が、青臭くて教条的で全く周りが見えていない様には、胸のムカつきと同時に・・・
次はこれを教訓にしよう(笑)
パイプ椅子を24個並べたミニシアターに集まった十数名のええ歳と思しき連中
まだ、友よ 夜明けは近い(♬)・・・なんて夢想しているのでしょうか
歌って踊って政権が奪れるもんか!
権力は銃口から生まれる・・・・とは毛沢東の名言
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿