2017年1月22日日曜日

今は春べと 咲くや・・・・




取り敢えず「過去ネットエッセイ」を引用します。

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能のタイトルは・・・「読み方」が難しい。
今風に言えば「キラキラタイトル」


東北
雲林院
善知鳥
弱法師


まあ、書き出すとキリがない・・・・というたわいないマクラに始まり・・・・

さて「難波」は「なんば」でしょうが、この世界では「なにわ」と読ませる。
非常に由緒ある地名であり、


難波津(なにわづ)に 咲くやこの花 冬ごもり 今は春べと 咲くやこの花


気分のいい歌です。
引き籠もりな冬が過ぎて、はな咲く春になったなあ・・って
リフレインの効きが実に素晴らしい。


蝸牛のネットエッセイ愛読者は基本的に教養人ですから、注釈不要なんですが「この花」は梅の花です。
花=桜って後世の話し
平安初期まで、中華の影響もあって、花=梅(あるいは桃)
当然に冬が過ぎれば、最初に咲くのは桜じゃなくて梅に決まっている。
桃と桜の順番は・・・まあ色々あるが、人為的短命さにかけては桃に軍配があがる。
その一方で桃は艶麗無比という形容詞が似合う。


大阪市には、此花(このはな)区と浪速(なにわ)区がありますが、
命名の謂れは当然にこの歌に違いない。
此花区には、

咲くやこの花高校
梅香中学校

なんて「歌尽くし」です。
昔の人は教養豊かだったに違いない。
此花区って言えば、なんとなく下流イメージがあるが、それは思う方に教養がないからだ(笑)




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長いマクラに疲れたねえ

今年最初の練習曲にはこの「難波」を選びました。
他意はないのですが、スッキリとした祝祭曲の割に人気がないのが、天邪鬼の琴線に触れたか🤗
でも、大阪って歴史由来のある梅の名所ってないのですよ。
あったが、粗末にして荒廃させてしまったか・・・多分それが理由で梅の精がそっぽを向いた。
ナニワの低迷は、ここに始まるって、有り気なことです。

夢洲なんかに盛大な梅苑を作る方が、百年の計に叶う。
倭風カジノが上手くいかないってことは百億円すったチリ紙屋の御曹司の見解で明らかですよ。
どうして彼の意見を参考に倭風カジノの基本計画を作らないのかねえ。
百億円スルのは勝手だし、損すれば得する奴もいる。
カネは回る事で経済の相乗効果を生むが、彼は海外で国富を浪費しただけで国内に還元しない。
単に無駄に国富が胡散霧消しただけ。

それをリベンジするには、やっぱり悪知恵出さないとねえ・・・・








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