思い起こせば、最初の勤務先には、お世話になった。
ビジネスマンとしての基礎教育を徹底的に叩き込まれた。
上司に恵まれたかもしれないが、社内文書のセオリーだけは物忘れの激しい蝸牛でもいまだに忘れない。
今思えばどうかと思うこともあるのですが、
非常に簡潔にいえば、最良のビジネス文書とは「理解する必要がなく決断ができる文書」である。
忙殺されている管理者が内容理解に苦しむような、理解に時間がかかる文書は最低の部類
彼らの仕事は、判断し決断することだから
それに耐えられることが全てである。
徹底的にマニュアル化された社内文書ルールがあり、作成ルールの前提条件の注記を読む必要もない。
数字の単位は、千、百万、十億で四捨五入し、3桁単位で切り上がり、ブリーフィングする相手で単位基準がある。
社長相手に千単位の数字を並べる馬鹿はいない。作図の箱には多くて四桁から五桁までの数字
期間単位は、四半期(後に半期)とか年に限る。
数字は個々の値を大切にする
東京 13
大阪 23
合計 37 ・・・・が正しい事もあるし、その場合に36と書くのは間違い!
資料は、B4一枚(今ならばA3一枚)
左半分に起承転結風文章を書くが、当然に、背景説明、結論、その理由の順番
右半分がバックデータの作図
まあ、御殿祐筆もかくやと言われるほど社内文書作成をやりましたから、
内容の妥当性はともかくも、見栄えだけは素晴らしい(笑)
お陰様でブリーフィングはあっという間に終わり、勘のいい上司だと、見た瞬間に正しい判断をする。
目的を果たした以上黙っていればいいものを・・・
スイマセンガ、徹夜で作った資料ですから、
お忙しいところ恐縮ですが、三分だけで結構ですから説明をさせて・・・・😆
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