2017年8月13日日曜日

モーツァルトはお好き?





魔笛(◎)
フィガロの結婚(◎)
カルメン(⚫️ ◎)
椿姫(⚫️ ◎)
ドン・ジョバンニ
こうもり
マダムバタフライ(⚫️)
メリーウィドー
コシファントゥッテ
ヘンデルとグレーテル(◎)


オペラ文化のレベルがどの程度なのかよく知りませんが、
倭国の上演ランキング。
そのうち、METのランキングテンが、⚫️
ドイツが、◎
イタリアの統計か探せなかったのでパス(探さずとも答えは解る)


カルメンや椿姫の人気が世界的に高い。
しかし、本当は、倭国のランク外の

トスカ
ボエーム
アイーダ
リゴレット

なんかのイタリアものが上位なのです。
それにしても「お母さんと一緒学派」と揶揄される割りに
天才くんのオペラ人気はどうしてこんなに凄いのか?

オペラはカネのかかる演題ですから、リスクはとれない。
だから、安全策で定番ものの上演傾向になり、名作や傑作と言うだけでは
お呼びじゃない。

別にオペラなんて歌舞伎と同じで高尚藝術じゃない。
通俗的で扇情的なイエロージャーナリズム御用達のドロドロ悲劇が定番。
ハッピーエンドや喜劇は必ずしも保守本流とは言えない。


そうは言いつつも、トスカやリゴレットを鑑賞するために
NYに行くほどのオペラファンでもないから、
定番ものを毎年シコシコと見てます。
大抵がダブルキャストですが、洋鬘モノには平べっちゃいお面は
似つかわしくない!って経験則は頑固に守ってます(^.^)

今回は「フィガロの結婚」

佐渡さんプロデュースのオペラは、大抵見ますが、
やはり「トスカ」が一番!だった。

フィガロはねえ(๑˃̵ᴗ˂̵)
まず長すぎる(四幕でネット三時間)
第三幕で終了するように台本を変えればいいのです。
この程度の改変は許される範囲だし、構成としてもスッキリするが、
モーツァルト様の傑作を加筆訂正するだけの度胸ある音楽家が....まあ居ないわなあ。

つまり「ベニスの商人」ですよ。
喜劇たる所以は、勝訴した後の痴話喧嘩とかなんとかですが、
敗残したシャイロックの悲劇(ユダヤ人サイドの視座)でカーテンコールと言う
構成もありうるのです。






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