2017年8月11日金曜日

Loving という名の二人



ヒトザルの反知性的あるいは後進性について、浅学非才ながらここ迄とは
ついど知らなかった。
あんなオスザルを国家元首に選択した国だから特段驚きはしないとはいうものの....

反異人種間混交規定

白人と「白人以外」の法律婚が禁止されるということ。
白人の定義とは、単純であり、先祖に遡り白人以外の血のコンタミネーションがないこと。
なんとも非道な法律ですが、奴隷制度が公然とあった国だから不思議でもないが、
州法レベルで根絶されたのは、なんと世紀末(19世紀末じゃない!)というのがこの国の後進性。


事件は58年の事
ラヴィング夫妻がヴァージニア州法違反で訴追。
その後なんだかんだのすえ、67年連邦最高裁で勝訴
結婚の自由(するしないを含め)について歴史的にも画期的とされ、
同性婚の合理性の根拠にも援用されます。
有る意味で恐ろしい援用です。
白人以外はヒトの言葉を喋るサルだと言われていました。
南米侵略の尖兵であったイエズス会の宣教師のレポートには
そう書いてます。
ヒトザルとケダモノの婚姻を認めた!っていうことです。


渋いプロ好みの素材です。
従って興行的には惨敗。
まあ、世の中メクラもいれば目あきもいる。
少数とは言え静かな感度を与えたのであれば良しとすべき、、、なんですが



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