2020年1月17日金曜日

「風化」の何が悪いのか


大メディア媒体は観ないし読まないし...
25年も経てばいつまでも後ろ髪を引っ張るのは
この世の未練だろう。
神と祀られ、勿体なくも...しかし過ぎた過去は返ってこない。
歴史には所詮学べないのだから、忘れなくとも災厄は繰り返しやってくる。
大メディアにとっては六千人もが半人災的に(被害のある部分は村山政権の失態)
犠牲になっても「ローカル」ニュースでしかないらしい。
忘れないように多少は教訓的に書き残しておこう。


憎まれっ子は悪運が強くて、人的被害は皆無に近かった。
下駄履きアパートも倒壊は免れ、損保会社の認定は「半壊」
地震保険にはちゃんと加入する強かさ..ですから
被害認定くらいある程度まではなんとでもなる。
最初にやってきた査定員はチラ見で「一部損壊」
気の動転した家人を誑かして判子をつかせた詐欺紛いのやり口
お江戸からあらゆる交通機関を乗り継ぎ駆けつけたアタシの激怒たるや..
まあ、あとは毎度の得意技..
脅しも泣き落としもしない。
ただ論理と理性とあと少し


お気に入りの茶碗の被害は言いたくないから別にしても
物的損害はほぼほぼ保険求償で片付いた。
しかしリフォーム屋さんがいない...
遠くは寒村界隈からかき集めたもんで、たかくついたが、
値段は需給で決まる。
非常時は言い値で払ってやらないと相手も意気に感じない。

命と暮らしは自分の力や才覚でしか守れないし、
他人様の助力は...小雨になってからさしかけてくれる蛇の目傘
それなりに有難いが、最初の72時間は誰にも頼れない。

いまでも思い出すテレビのあるシーン
東京からやってきた女性キャスターだかアナウンサー
スカートにヒール姿で瓦礫の上に立ち...

ご覧ください
目を覆いたくなる惨状です...
この瓦礫の下にも犠牲者が何人も

遺体を足蹴にするオマエが「惨状」だ!
武士の情けで局名やキャスターの名前までは書かない。
捨て台詞じゃないが、数千人の怨霊が子々孫々九族まで祟るわ


何故だかこの時期に開催される某市の芸術祭
こんな企画に足を運ぶのは年金依存の高齢者しかいない。
なにかにつけて年寄りに阿るが、文化企画までとはなあ...
若者が興味をしめす企画立案能力もないのだろう
はした金で済むならばって
初心者講座ばかりが満席御礼補助席までって、いささか貧相な風景。
能舞台にもお運びください...と言いたいが、
座元のずが高い。

時間があって早すぎると危惧したが逆に良かった。
本当に憎まれっ子だなあ、アタシって。
初心者コースなんか歯牙にもかけないが、
お囃子の講釈があるので...なかなか面白い。

お目当ては、独調(太鼓)で鞍馬天狗
お囃子の楽器と独吟だけのコラボって、実に面白いのよ
一度はやってみたいが...
メインは華やかに「花月」
別れた親子が、清水寺で奇跡の再会
よく...来世でお目にかかりましょうなんていうが、
あの世って簡単に出会えるのかね?

簡単にひとつハスの花の上で仲良く暮らそうねって
遺族の思いへの間接話法かな?

117の今日....合掌

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