2020年1月5日日曜日

過ぎたるはなお及ばざるが...


オリジナル版とさらにもうひとつ版の見比べ批評。
結論を端的にいうと、題名の通り。
どっちも素晴らしいし、もうひとつ版には、

ヒロインの小学校の同級生の悪ガキ
オリジナル版には遠景でしかない娼婦のりん

とヒロイン夫婦の日常に陰を落とすキャラクターが膨らむ。
結果、のほほんとしたしなやかな風情に、
ドラマとしての奥行きが加わり、完成度は高くなった。
しかし、尺が長くなり過ぎた。
二時間半を超えれば、普通は冗漫だし、忍耐の限界を超える。
長過ぎて退屈だとかいう事ではないが、
刈り込むべきところはざっくりやらないと...

原作のエピソードを全部盛り込んだのかね?
製作費が潤沢なのも考えものだ。
オリジナルコミックを注文したんで、
ゆっくりと読んでみよう。

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