2020年1月11日土曜日

汚い本棚....あるいは命の命題



買う本と借りる本がある。
借りる本があれば、手にすらしない本もある。
読んでみないと良し悪しが判らないのでは極私的プロ読書家ではない。
汚い本棚とは、買う(べき)本以外が並んでいる棚を言う。
特段世界の名著がならぶ必要はない(と思う)
蔵書傾向に趣味的一貫性があり、多少の思弁性があれは
言うことはない。
数だって評価する必要もない。
無人島にもっていくにせよ、汗牛充棟というわけにはいかない。
最近の棺桶は蔵書を入れてもらえない。
まあ...表紙だけ。


図書館から予約本が到来って連絡があり、
いそいそと吊り橋を渡り、峠を越え..

楡周平のパンデミックサスペンスなんか頼んだかなあ?
アタシの基準ならは、手にも取らない部類
タイトルでなんか勘違いしたに違いない。

サリエリとサリエルは別物
前者はアマデウス暗殺疑惑を汚点とする優れた音楽(指導)家
後者は医学に精通した十二天使の一人




パンデミックサスペンスと一言で言ってしまえば
あとは終わり
書評の対象にもならないが、すこしだけ
ある意味で、これはポリティカルディスカッションです。

非生産人口である高齢者が無駄に社会保障費を
食い潰している事態をどうするのか
更には移民的労働者や観光に名を借りたメディカルツアーが
ネズミ化しつつあり
結果、国の将来を背負う筈の若手に犠牲を強いる。
リソースの配分の基本原則(優先順位)は理屈では
決まっている筈だが、優先とされないカテゴリーは黙っちゃいない。


生命に優劣はない
今まで社会貢献をしてきたお年寄りを切り捨てるのか


しかし緊急医療現場でのトリアージルールは社会認知を
受けている。
助かる命を優先することと「助けるべき命」を優先することは
限りなく等位に近い...筈でしょう。
パンデミックでのワクチン投与の基本原則も決まっている。
詳細までは知らないが、
医療関係者とかパンデミック対策要員(治安維持を含む)が
当然優先される。
つまり、以外は「切り捨て」られるわけだから、
国民的議論になる筈が...すんなりルール化されてしまった。
カラクリがある(軽減税率税制とおなじ小賢しさ)
マスコミ関係者も優先対象なんだって!
己れに都合の悪い事は記事にしないのが大メディア
これじゃ公益公共性の名が泣く。


厳しいこといいますが、冷静に考えれば
平時はともかく「有事」ともなれば
未来への貢献度が生命の優先順位です。
アタシって高齢者だが、基本働かない事にしています。
働けないのでなく働かない。
その気になれば...ありあまる才能の発揮はいつでも
だからアタシの生命の価値は高い。
そのうち高くなくなる時が必ずくるだろうが、
その時には...宗旨替えする...かも(^.^)

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