新長田を往く

盲導犬チャリティイベントだなんて...
アタシ的には場違いだが、これも在家私度僧のお務め
一駅手前から降りて、ブラブラと街を歩く。
かの大災厄では空襲以上の惨禍となった。
そりゃそうだろう。
Ｂ２９は焼夷弾を撒き散らかせば、サッサとサイパンだか、
硫黄島に退散した。
一方で大メディアの取材ヘリは、
テレビ映りの良い映像目当てに何度も低空飛行を繰り返し
その煽りで鎮火した焼け跡から炎が舞い上がる。
これじゃ鬼畜米帝のほうがまだ慈悲心がある...って

四半世紀たち、街は無機質に復興しましたが、
かつての猥雑なまでの活気を感じるのは無理。
ケミカルシューズ業界もなんとか生きていますが、
あんときにアムロちゃんの厚底ブーツの大ブームが無ければ
完全に息の根が止まった...なんてことは公文には書かれない。

再開発にお決まりの作文理念以外の長田にユニークな
視座が成功したかどうかは知らないが、まあ一樹の陰一河の流れ
ランチ時だったから
元祖平壌冷麺屋さんには冷眼を向け
隣の韓国なんとか店へ
釜山なんちゃらマッコリが美味だったわ。
この日は土曜日だったが、ドンドンお客がやって来る。
お隣さんは見た目閑古鳥
これも「偉大なる」三代目のおかげかしら