大昔は「捕物帳」
その後は「探偵小説」
探偵とは、犯罪捜査に従事する者を意味し、
本来は公的な職種。
だから「私立」と形容詞をつけて、奇怪な犯罪捜査に協力する
民間人を意味した。
小説の世界では、これこそが保守本流であり、ホームズ氏は言うに及ばず
明智小五郎
法水麟太郎
金田一耕助
神津恭介....と名探偵にいとまなし
しかし、昨今は流行らず、ミステリーというよりも警察小説が本流
ある種の先祖返りです。
ミステリーとは「謎解き」である。
解くべき「謎」はさまざま
犯人は誰か?とか密室のトリック、アリバイ崩しなんかは
これまた流行らない。
ひとえに、動機とか犯罪の闇に迫る心理劇になりつつある。
捜査する側も心に闇を抱える。
晴子情歌から新リア王..そして太陽を曳く馬
髙村さんの作品がやっと犯罪小説になりました...が、
難解な宗教論に始まり、
多くの文筆家が忌避したオウム真理教の本質に肉薄
なんとも...とても売れるとは思えない。
だって良書がガバガバ売れるものではない。
買い求めた読者がちゃんと精読したとも思えない。
アタシは二回目の紐解き(要するに一回目は挫折)
書庫の奥から探すのが面倒なので、図書館へ
予想通り誰も借りていない(^ ^)
To be continued
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