髙村薫さんは作品の文庫化の際にかなりな改稿をする事で有名
作品のイメージが変わる事もあるとやら...
映画の場合「ディレクターカットあるいは完全版」と称して
長尺版がリリースされる。
大抵は別物と思う方がいい(地獄の黙示録や恐怖の報酬とか..)
その理由の多くは藝術性と興行効率とのせめぎ合い。
しかし、
この世界の片隅に
この世界の(さらにいくつもの)片隅に
はそんな高尚な葛藤ではなく、
クラウドファンディングで資金集めをしたため、
ひたすら予算を切り詰め、
興行最優先で尺を短くせざるを得なかったという涙ながらの物語
幸いにも万馬券にめぐまれて、
映像作家の想いを盛り込んだ改編版が作れたということ。
監督としては、別の作品だ!との思いがあり、
斯様なタイトルにしたんだろう。
アニメ映画がお好みでない極私的映画鑑賞家が、
オリジナルを小屋で観た記憶がない。
プライムで何度もひろい観して感心しているし、
今年の夏頃には...
この世界のもうひとつの片隅のフランスで
なんてタイトルの駄文をアップロードしています。
https://ueda8823khj.blogspot.com/2019/08/blog-post_20.html?m=1
とかなんとか、寒村陋屋から小屋に足を運ぶことにした...
129分版が40分くらい長くなりました。
To be continued
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